今回は実験的にエッセイ風な文体で書いてみようかと。
歴史は繰り返すように、痔も繰り返す。どうやらボクは痔が再発した気がする。不確かな物言いは病院で診察を受けて診断結果を受けていないだけで、たぶん痔だ。長井秀和の言葉を借りるなら「間違いない」だ。
そもそも痔とは
痔疾患とは、静脈のうっ血が原因となって、炎症、痛み、かゆみ、出血を引き起こす。
さらに肛門部の抵抗力が低下すると、腸内細菌や化膿菌などの感染によって症状が悪化して、複雑な痔となってしまう。
このような痔疾患の治療には、まず局所の炎症を沈め、痛みや出血の原因を早めに正しい方法で取り去ることが大切。
(出典:ザッスルAX坐剤の取説書)
前回の痔は市販薬「ザッスル」で治した
思い返せば、初めて痔の症状が発症したのはくしくも一年前(2015年)の夏の8月。
その時も今回と全く同様の症状(お尻が痛~い!)に悩まされたが、とりあえず近所のドラッグストアで「ザッスル」という痔の市販薬を購入して症状の改善を試みることにした。
まだ未知の世界だが、病院の肛門科で医師・看護師の前でお尻をおっぴろげて、治療・診断されるのはかなり恥ずかしいと想像する。
着慣れないスーツに間違えてスニーカーを履いて出掛ける以上に恥ずかしい(ちなみに僕はいつぞやの年始に一度この失敗をやっている)。
当然、市販薬で治療試みてダメなら、消去法的に肛門科に行くつもりではあったけれども、まずは市販薬の効能に期待してみることにした。
その後実際にこのザッスル注入軟膏を数日間使い続けてみたら、ありがたいことに痔の痛み・症状は見事に改善されて、お尻の痛みがなくなった。
お尻の痛みが無くなったこと、そして肛門科に行く必要もなくなり、心でガッツポーズをしたのがちょうど一年前。
痔再発&ザッスル再購入
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないけれど、完全に痔のことを僕は忘れていた。。舐めていた。そして油断していた。
先々週ぐらいから何やら少しお尻が痛いぞと。。最初は小さな違和感だった。
が、時間の経過とともに、1年前に味わったあの懐かしい嫌な痛みの感覚にお尻が完全に支配されてしまっていた。
僕がバカッター人間ならツイッターで「痔なう」なんて思わずつぶやいていたかもしれない。。
だがそこは問題先送り主義に定評のあるボクだ。
痛みの自覚症状はあれど根拠なき楽観主義が働いて、時間薬でしばらくすれば痛みもなくなるだろうと、放置プレーで過ごしていた。
1年前に苦しんだのに、本当に学習能力のないダメ人間とは僕のことだろう。バ~カバ~カ>自分。
しかし、本日(お盆8/14)のすがすがしい朝、恐ろしい事件は起きた。今日も快晴もとい快便かと思いきや、便器が血便に染まったのだ。
僕のお尻の中で第二次世界大戦が勃発したのだ。
恐れおののいた僕は、重い腰をあげ自分自身に”痔”対策本部を設置することにした。
そんなわけで、今日はドラッグストアに痔の市販薬をもう一度購入するために足を運んだ。
ドラッグストアの店員さんに相談もしたのだが、痔の市販薬は有名なボラギノールよりこちらのザッスルを前回同様におすすめされた。
ザッスルはボラギノールと基本効能は同じだが、効能が1つ多いらしく(消毒機能だったかな?)、さらに価格が安いとのこと(確かにザッスルのほうが安かった)。
というわけで、もともと前回はザッスルで痔が治っていたし、店員さんのすすめもあり、今回もやはりザッスルを購入することにした。
ちなみに今回購入したのは、ザッスルAX坐剤(30個入り/¥2, 570税込)↓
1000円前後で10個入りのもザッスルもあったが、数量と価格でコスパの高いこちらを今回は購入することにした。
ザッスルの効能・使い方・注意事項などは昨年の痔の時に書いた記事に書いているので、本記事では割愛するが、ザッスルの取説書に記載のザッスルの基本効能は以下の通りである。
ザッスルAX坐剤は、痔に効果のある薬剤を肛門内のどの患部へも的確に届けることができるので、激しい痔の痛み・かゆみ・出血等の諸症状にも、より確実に、優れた効果をあらわします。
とりあえず当面は1日2回から3回、このザッスルを肛門に投下して症状の改善を試みたいと思っている。
ちなみに今日は8/14だが、3日後の17日・18日は石川県まで車で長時間ドライブすることになるので、出来ればそれまでにこのお尻痛い地獄からの脱出を図りたい。その日程に間に合わないと、まるで罰ゲームのような長時間ドライブをする羽目になるし、座りっぱなしでさらにお尻の痛みが増しそうだ。。それだけはどうしても避けたい。
というわけで、現金で申訳ないのだが、この数日間は神様・仏様・ザッスル様の3神にしっかりお祈りしたいと思う。
というか、病気になるたびに健康が一番だなとつくづく実感させられる。
健康さえあれば、何でも挽回できるチャンスはあるのだから。
痔の予防・改善に効くおすすめ生活習慣
最後に、ザッスルの取説書に記載されていた「だれにでもかんたんにできる痔の養生法」というのが、市販薬とは別に自分自身の日々の生活習慣の取り組みで簡単に取り組めそうな事ばかりだったので、覚え書きメモがわりに下記に記載することにする。
痔の症状でお悩みの方は試す価値のある生活習慣だと思われる。
(1)散歩や軽い運動
散歩や軽い体操など適度な運動を行うと、全身の血液の流れを良くするので、痔によるうっ血改善に効果をもらたす。
(2)毎日の入浴
毎日の入浴は、患部を清潔にするだけでなく、全身の血液の流れも良くするので、痔によるうっ血改善に効果をもららす。ややぬるめのお湯にゆっくりと浸かるとよい。
(3)アルコール・たばこ・刺激物をひかえる
お酒、たばこ、からし等の刺激物は、痔の大敵のうっ血をおこすので、できるだけ控えるように気を付ける。
(4)食生活の改善
便秘になると痔を悪化させる。肉類を控えて、野菜や果物をたっぷりと食べて便秘にならないように気を付ける。
ヨッシー的まとめ
思えば、6月ぐらいまでは上記の痔の予防・改善に効く生活習慣であるウォーキング(散歩)を定期的に行っていたが、本格的な夏の暑さ(7月以降)になってからは、ウォーキングによる運動を滞りがちになっていた。
また毎日の入浴も浴槽に浸かるのも面倒になり、いつもシャワーだけで済ましていた。
更にいうと、氷入りの冷たいものをがぶ飲みして、冷房クーラーの低い設定温度で寝て身体を必要以上に冷やしていたように思う。
だからこれらの生活習慣の悪化が痔を再発させた要素は結構あるように思う。というか、これらが主原因だと今は思っている。
このブログでは「岐阜県なんちゃってブロガー」を自称しているが「岐阜県自堕落お尻痛いボーイ」を自称したほうが良いような気さえしてくる。
とりあえず、ザッスルは使いつつも、上記の乱れた生活習慣を改善して、このお尻痛い地獄を早く脱出し、もう痔を再発しないようにしたいと決意する2016お盆なのであった。
To be continued …