自分の自宅でのメインギターアンプはヤマハのTHR30II Wirelessです。
コロナ騒動が本格的に始まった2年前に素敵なおうち時間の快適化計画(自称)ということで、自室でエレキギターを弾く環境を快適にするべく10数年ぶりに宅弾き用ギターアンプとして購入したのがTHR30II Wirelessだったわけですが、価格は結構高めだけど、音も良くて使いやすくて、今も愛用しているお気に入りのギターアンプです。
で、このTHR30II Wirelessは「Wireless」という名前が付くように、ギターアンプにワイヤレス受信機が内蔵されています。
ただ、ワイヤレス送信機が付属ではないので、メーカーのヤマハが公式で推奨しているワイヤレス送信機のLine 6 Relay G10Tを別途購入して使っていました。
ギターワイヤレスシステムなので、Relay G10T(送信機)をエレキギターのジャックに挿してギターを弾けば、ギターで弾いた音がギターアンプに無線で送信されるので、ギターシールドを使わずにケーブルレスでギターを弾けるので、かなり便利なアイテムで当初は愛用していたわけです。
ただ最近はこのヤマハ公式推奨のLine 6 Relay G10Tを使うのを止めてしまいました。
で、今はかわりにXVIVE XV-U2というワイヤレスギターシステムを使っています。
もともとRelay G10Tの購入以前に使っていたワイヤレスギターシステムに戻した感じですね。
なんで、Line 6 Relay G10Tを使わなくなったか?
それはRelay G10Tの充電の仕様にあります。
Relay G10TはTHR30II Wirelessのギタージャックに挿すことで充電しますが、Relay G10Tはフル充電が完了すると、フル充電後はフル充電の100%の状態をキープしてくれずに、バッテリー残量が徐々に消費していってしまう仕様なのです。
つまり、スマホのように充電しっぱなしでもフル充電状態をキープしてくれないわけです。
なので、ギターをある日の夜に弾いて、Relay G10TをTHR30II Wirelessに挿して充電して、翌日の夜にまたギターを弾こうと思って、THR30II Wirelessのアンプの電源をオンにして、Relay G10TをTHR30II Wirelessから引っこ抜いて、Relay G10Tをギターのジャックに挿して、いざギターを弾こう!と思っても、Relay G10Tの充電状態がフル充電状態どころか、ゼロパーセントの充電切れ状態なので、使えないわけです。オーマイガー(T_T)
もちろん対策もあって、上記記事でも紹介しているようにフル充電が完了したら、Relay G10TをTHR30II Wirelessのジャックから完全に抜き取るか、半抜きして、Relay G10Tの差し込み部分に付いているピンスイッチが押されない状態にすれば、フル充電後にバッテリー残量が減っていくことはありません。
ただ、フル充電後に自分で毎回手動でその作業を行うのは煩わしくて面倒だし、何よりも忘れがちになるわけです。
習慣化しちゃえば良いのかもだけど、忘れっぽい自分は毎回この抜く作業を忘れてギターを弾きたいときにワイヤレス・システムが使えないみたいな状態が何度も続くうちに、このRelay G10Tの充電仕様にだんだんイライラするようになっていました(笑)
ギター弾きたいときに弾けないのって、萎えるし、テンションが落ちるわけで。
正直、スマホと同じようにフル充電をキープしてくれるような仕様にしてくれれば便利なのにな、って。
なんか技術的にそうできない問題があるのかですが、いちユーザとしてはちょっと使い勝手が悪すぎでした。
そんなわけで、ギターワイヤレスシステムをXVIVE XV-U2に変更した次第です。
XVIVE XV-U2は、送信機と受信機がセットなので両方をUSBケーブルで充電する必要はあるけど、Relay G10Tのようなフル充電後にバッテリー残量が減っていくという仕様ではないので、USBケーブルに挿しっぱなしでもフル充電状態をキープしてくれるので、いつでも弾きたいときにすぐに使えます。
音質とかバッテリー駆動時間はXVIVE XV-U2よりRelay G10Tのほうがもしかしたら優れているのかもしれないし(未確認情報)、送信機1台で済むRelay G10Tのほうがシンプルでデザインも良いかもだけど、もはやそういう問題じゃないなと。
ともかく、自分がギターを弾きたいときに弾けるのが最優先事項だなと。
ギター弾きたいときにバッテリー切れで、気持ちが萎えるのはもう御免だなと。テンション下げないでほしいなと。
そんな経緯があり、今はXVIVE XV-U2をギターワイヤレスで使うようになりました。
XVIVE XV-U2がベストとまでは言わないけど、少なくともLine 6 Relay G10Tよりは使い勝手は良いというのが正直な感想ではありますね。
というわけで、 サヨナラ、Relay G10Tという話でした〜。