本好き・エッセイ好きの皆さんに大人気の月刊誌『ダ・ヴィンチ2016年1月号』で、今年2015年にお気に入りのエッセイを読者投票で選ぶ『BOOK OF THE YEAR 2015』が発表されていましたね。
というわけで、今回は2015年に発行されたたくさんのエッセイの中から、読書大好きのダ・ヴィンチ読者の皆さんが選んだ最もおすすめのエッセイ・ベスト10(10位→1位)を振り返ってみたいと思いますよ。
エッセイ好きの人や今年(2015年)の人気エッセイを読んでみたいなという人は要チェックですよ(^_^.)
では早速、紹介していきたいと思います♪
(※エッセイの紹介文はダ・ヴィンチ2016年1月号のp44を引用しています)
2015年おすすめエッセイベスト10選 from ダ・ヴィンチ~
【10位】となりの芝生/伊集院 静 (著)
無類の文土が、読者の悩みをバッサリ切りまくる!辛口回答がクセになる、大人の人生相談。
【9位】東京を生きる/雨宮 まみ
孤独、渇望、焦燥。住むほどに溺れゆく東京での日々。
【8位】恋するソマリア/高野 秀行
”世界一危険な地”に恋をした男の命がけ旅行。
【7位】ゆるい生活/群 ようこ
めまいに襲われ、訪れた先は漢方薬局。体質改善に挑んだ筆者の6年間。
【6位】今日も一日きみを見てた/角田 光代
猫との暮らしをつぶさに記したフォトエッセイ。
【5位】職業としての小説家/村上春樹
村上春樹が語る「小説を書くということ」。小説に向き合う姿勢、名作の誕生秘話を記した自伝的エッセイ。
【4位】トットひとり/黒柳 徹子
芸能生活61年、出会いと別れをつづった回想録。
【3位】マリコ、カンレキ!/林 真理子
還暦を迎え、ますますエネルギッシュに。胸がすく痛快エッセイ。
【2位】村上さんのところ/村上 春樹(著), フジモトマサル(イラスト)
世界中から寄せられた疑問・質問・相談に、村上春樹が回答。473の名問答を厳選収録。
【1位】時をかけるゆとり/朝井 リョウ
直木賞作家がつづる、恥と笑いに満ちた学生&社会人生活。
yossy的感想
自分的には、【1位】の朝井 リョウさんの『時をかけるゆとり』は買って読みましたが、めちゃくちゃ面白かったですね♪
朝井さん自身の上京後の大学生活・社会人生活を中心に、自身に起こった出来事・エピソードを独自の視点で振り返っていくエッセイなんですが、ともかく朝井さんの本当にイタイ行動&自意識過剰なまでの思考回路の数々に笑いが込み上げてきますね。
脱力・癒し・お笑い系エッセイとでも言いましょうか。
特に朝井リョウさんのシリアスな小説(何者、武道館)を読んだ後にこのエッセイを読んだので、あまりのギャップにビックリしました。
というわけで、個人的に超おすすめめエッセイです。おもしろエッセイ好きの人は是非(^_^.)
ちなみに今回のランキングを見てこれから読んでみたいなと思ったエッセイは、【3位】マリコ、カンレキ!/林 真理子、【2位】村上さんのところ/村上 春樹、ですね。
というわけで、今回は2015年の人気エッセイ10選を紹介しましたが、もし気になるエッセイがあったら皆さんも是非チェックしてみて下さいね(^_^.)