前回、自分が使ってるメインパソコンのSurface Bookがバッテリー膨張問題で、修理なり有償交換なりの対応が必要になっているという悲しき状況をお伝えしましたが、今回はその後の展開を書きたいと思います(^^)
【結論】Surface Bookの有償交換(72,090円)を申し込みました
まず先に結論を言うと、自分はメーカー元であるMicrosoftのSurface Bookの有償交換を申し込みました。
で、自分の使っているSurface Book (パフォーマンス ベース搭載モデル)の有償交換の費用は72,090円(税込)でした。
「てか製品自体の不具合・欠陥みたいなものなのだから、いつぞやのAppleのiPhoneの無償バッテリー交換みたいに、Microsoftも無償交換対応してくださいな~」というのが正直本音ではありますが・・・(*´Д`)
とりあえず、Surface製品を使ってるユーザさんは、Surface製品(Surface Book、Surface Proなど)のバッテリー膨張のトラブルに関しては3年保証(標準1年保証+特別保証2年追加)が現時点ではあるようので、購入から3年経過する前にバッテリー膨張していないか本体の確認を一度したほうが良いかもです。
3年以内なら、無償交換が可能なので!
残念ながら自分は3年5ヶ月経過していたので、有償交換になってしまいましたが(涙)
あと、Surface製品をデスクトップPCのように電源コードにつけっぱなしで使う機会が多い人は、「バッテリー過充電防止機能をオフ」にしておいたほうが良いかと思います(デフォルトだとオフになってしまっているので)。
Surface Book有償交換について備忘録
今回自分が申し込んだ「Surface Bookの有償交換」についても備忘録がてら書きたいと思います。
自分と同じようにバッテリー膨張による故障・破損でSurface Bookの有償交換・無償交換を申し込む羽目になりそうなユーザさんは今後も結構いそうな気がするので、何らか参考になれば幸いです。
多分、Surface Book以外のSurfaceシリーズ(Surface Pro、Surface Goなど)でもほぼ同様だと思いますが、あくまで現時点(2020/9/6)での自分調べなのであしからずで(正しい情報はMicrosoftに直接ご確認下さいまし)。
有償交換の費用は?
有償交換の費用は機種によって異なるみたいです。
自分の使用機種【Surface Book (パフォーマンス ベース搭載モデル)】の場合だと、72,090円(税込)でした。
Microsoft側で有償交換の価格改定があったら変わるかもしれませんし、古い機種とかだと有償交換もできなくなってくる可能性もあるかもです。
決済方法は?
有償交換の決済方法はクレジットカード決済のみです。
MicrosoftサイトにMicrosoftアカウントでログインして、「支払いと請求」→「支払いオプション」を選ぶと、「支払いの管理」のページが開くので、「新しい支払い方法を追加する」より決済に使用するクレジットカード情報を入力します(上記画面)。
「有償交換」という名目だけど、”交換”ではない件
Microsoft的には「有償交換」という名目ですけど、実質的にはこれは”交換”ではないです。
なので、こちらの手元にある故障したSurface BookをMicrosoftに郵送で送る必要はありません。
Microsoftから自分の故障したSurface製品と同じ機種・同じ仕様のものが交換品として郵送で送られてきます。
なので、最終的には故障したSurface Bookと、ほぼ新品(≒整備済み製品)のSurface製品の2つが手元に同時に存在することになります。
故障・破損したSurface製品はその後どうする?
なので交換製品が届いた後に、故障した製品を廃棄する場合は、住んでいる自治体のゴミの処分方法に従って廃棄することになるのかなと。もしくは「Surface リサイクルプログラム」という「不用になったパソコンの回収サービス(有料)」があるようなので、それを利用する感じかと。
でも、もし故障したSurface BookがとりあえずWindowsは起動するので、バッテリー交換してそのまま使いたいという場合は、近隣か郵送対応しているパソコン修理業者にSurface Bookのバッテリー交換の修理を依頼するのもありかと。
このパソコン修理業者での修理に関しては自分も検討して調べたのですが、相場的には1つのバッテリー交換で3万円以上という印象でした。で、自分のように2つのバッテリー交換だと6万円以上。さらにディスプレイ交換も必要になりそうな場合はさらに2万円以上かかるかも、みたいな感じでしたね(汗)。
あと修理にかかる日数ですが、持ち込んだ即日での修理対応している修理業者さんは自分は見つけれませんでしたね。やはり修理には数日(2・3日)はかかるようです。
有償交換された新しいSurface製品の保証期間は?
Microsoftの有償交換で届いた交換品のSurface Bookの保証期間は90日(約3ヶ月)だそうです。短い・・。
有償交換後のSurface製品でバッテリー膨張はまた起こりうる?
有償交換後のSurface Bookでもバッテリー膨張する可能性は十分ありえます。
バッテリーの膨張はリチウムイオンバッテリーの仕様でもありますが、残念ながらSurface Bookは製品の構造上、バッテリー膨張での破損・故障が非常に多い機種のようです。
なので、上述のバッテリー過充電対策を取ったほうが良いかもです。
というか、今までノートパソコンでこのような故障トラブルになったのは今回のSurface Bookだけなんですけどね(涙)
ちなみに「Apple Storeの店員さんにMacbookでバッテリー膨張での故障・修理ってありますか?」って聞いたら、「自分は聞いたことも見たこともないです」と仰っていました。
Surface Bookの有償交換の申し込み方法・手順
あと今回自分がSurface Bookの有償交換を申し込みした際の手順も以下紹介します。
Microsoftサポートにチャットか電話で問い合わせて、Surface Bookの故障状況・破損箇所を伝えます(上記は実際に自分が最初にMicrosoftのチャットに問い合わせた時の一部のやりとりです)。
以後のやりとりをスムーズにするための受付番号が発行される場合があるので(数字10桁)、それはメモで控えておくと良いです。
すると、MicrosoftのSurface 窓口から破損箇所の写真を送るための専用URLがメールで送られてきます。
そのURLにアクセスして(Microsoftアカウントでログインが必要)、(a)破損箇所と(b)本体シリアルナンバーの記載された写真をアップロードします。
自分はスマホで撮った写真をアップしました。
写真をアップして2日後に、MicrosoftのSurface窓口からメールが届きました。
そのメールには「製品の無償交換 orが 有償交換」について記載がされていました。
自分の場合は有償交換対応で、有償交換の費用が記載されていました。
有償交換する場合は、上記メールに記載されている「Surface 窓口(電話番号 : 0120 – 54 – 2244)」に電話で申し込みます。
有償交換の申し込みをする際には、事前に決済に使用するクレジットカード情報をMicrosoftサイトにMicrosoftアカウントでログインして登録しておく必要があります(詳しくは上述の「決済方法は?」を確認下さい)。
クレジットカード決済が通ると、上記のような「サービス注文を受付しました」メールが届きます。
このメールが届いたら、あとはデバイスの発送を待つのみです。
デバイスの発送がされてからは(東京からの発送だそうです)、手元に届くまでは7~9営業日かかるようです(上記メール参照)。
【注意点】海外決済なのでクレジットカードのセキュリティで決済NGになることも
自分の場合は、9/1に有償交換を申し込んだんですが、9/5にMicrosoftのサポートから電話があり、クレジットカード決済が正常に完了しなかったと連絡がありました。
このSurface製品の有償交換のクレジット決済はどうやらMicrosoft本社があるアメリカからの請求決済になるようで、それがクレジットカード会社の海外不正利用防止のためのセキュリティーのフィルターにひっかかって、決済がNGにされてしまったみたいです。
そんなわけなので、クレジットカード会社に電話連絡して、海外決済のセキュリティーみたいなのを一時的にオフにしてもらって、Microsoftに電話連絡して再度クレジットカード決済を依頼して、というようなちょっとしたハプニングがありました。
とりあえず、2回目のクレジット決済は正常に行われたみたいなので、あとはデバイス(Surface Book)の発送待ちの状態になりましたので、交換品の到着を待ちたいと思います。
届かぬなら、届くまでまとう、ホトトギス、もとい、Surface Book。
以上、Surface Book有償交換の備忘録でした~。