結構ニュースにもなっていた通り、ドコモのiPhone 6Sの実質0円が今月(2016年2月)から終了しましたね。
というわけで、改めて”実質0円終了後の2016年2月以降”のドコモのiPhone 6Sの新規・機種変更・他社乗換時の本体価格・料金について、備忘録がてら書いておこうと思いますよ。
他キャリア(au・ソフトバンク)からドコモに他社乗り換え検討中の人に少しは参考になればなと(^_^.)
ちなみに端末代金や月々の割引やらに関しては利用するドコモショップ・携帯販売代理店ごとで差異はある点はあしからずで。
”実質0円”廃止以前のドコモiPhone価格~2016年1月以前~
今まで(~2016年1月)は他キャリア(au・ソフトバンク)からドコモに他社乗り換え(MNP)して、ドコモのiPhoneを購入するユーザにはかなり手厚い割引がありました。
iPhone端末代金は分割払い(24回)にする人がほとんどだと思いますけど、その毎月の分割払いを月々サポートという割引が適用されてかなり相殺できたので、iPhoneの最新機種でも実質0円で購入できていたりしたわけですね。
たとえば、ドコモオンラインショップでは2016年1月までは下記のようなiPhone価格でした。
端末モデル | 機種変更 実質負担金 |
新規(追加)契約 実質負担金 |
他社乗り換え(MNP) 実質負担金 |
---|---|---|---|
iPhone 6s 16GB | 25, 920円 | 25, 920円 | 0円 更に月々サポートで-11, 232円 |
iPhone 6s 64GB | 38, 880円 | 38, 880円 | 1, 728円 |
iPhone 6s 128GB | 51, 840円 | 51, 840円 | 14, 688円 |
iPhone 6s Plus 16GB | 38, 880円 | 38, 880円 | 1, 728円 |
iPhone 6s Plus 64GB | 51, 840円 | 51, 840円 | 14, 688円 |
iPhone 6s Plus 128GB | 64, 800円 | 64, 800円 | 27, 648円 |
上記のように、iPhone 6s 16GBなら無料(実質0円)で他社乗り換えできていたわけですね。
でもこれは先日までの話。
今月(2015年2月)からは、他キャリア(au・ソフトバンク)からドコモに他社乗り換え(MNP)した場合、iPhone価格は上記価格からそれぞれ約2万円前後は値上げになりました。実質0円の終了ですね。
それはつまり、これからドコモでiPhoneを購入する場合には、端末代金を相殺してくれる月々の割引(月々サポート)が減額されるということです。
とは言っても、このiPhoneの実質価格の値上げ(月々サポートの減額)はあくまで他社乗り換え(MNP)ユーザが対象ですね。
機種変更や新規契約ユーザにとってはiPhoneの実質価格は値上げにはなってませんので。そのあたりは後述しますので後ほど。
てか、何故「実質0円」が廃止になったかというと、政府が大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に要請した「携帯料金の値下げ」の影響が大きいって言われていますね。だから今後、ドコモでも現在のスマホ料金プランよりも安い料金プランが開始されるるようですが(詳細未定)、その前にスマホ本体価格は値上げしてみたいな感じで調整を取っている感じなのかなと。
ちなみにドコモのiPhoneを一番安い料金プランで使う場合の月々料金シュミレーションについては別記事で書いてますので、そちらをご参照下さいまし。
”実質0円終了後”のドコモiPhone価格~2016年2月以降~
じゃあ、具体的に”実質0円終了後(2016年2月以降)”のドコモのiPhone価格・料金についてまとめてみたのが下記の表です。
端末モデル | 機種変更 実質負担金 |
新規(追加)契約 実質負担金 |
他社乗り換え(MNP) 実質負担金 |
---|---|---|---|
iPhone 6s 16GB | 25, 920円 →10, 368円 |
25, 920円 →25, 920円 |
0円 更に月々サポートで-11, 232円 →10, 368円 |
iPhone 6s 64GB | 38, 880円 →23, 328円 |
38, 880円 →38, 880円 |
1, 728円 →23, 328円 |
iPhone 6s 128GB | 51, 840円 →36, 288円 |
51, 840円 →51, 840円 |
14, 688円 →36, 288円 |
iPhone 6s Plus 16GB | 38, 880円 →23, 328円 |
38, 880円 →38, 880円 |
1, 728円 →23, 328円 |
iPhone 6s Plus 64GB | 51, 840円 →36, 288円 |
51, 840円 →51, 840円 |
14, 688円 →36, 288円 |
iPhone 6s Plus 128GB | 64, 800円 →49, 248円 |
64, 800円 →64, 800円 |
27, 648円 →49, 248円 |
・iPhone価格はドコモオンラインショップより引用してます(2016/2/1現時点)。
・矢印(→)が2016年2月以降のドコモiPhone(実質)価格です。
・赤文字は変更後が値下げ、黒文字が据え置き価格、蒼文字が値上げを意味します。
上記のユーザ別(契約形態別)のドコモiPhone価格表を見ると、こんな事が言えます↓
・ドコモの機種変更ユーザは以前よりもiPhoneを安く購入できる→メリットあり。
・新規(追加)契約ユーザはiPhone価格は据え置き→影響なし。
・他社乗り換え(MNP)ユーザはiPhoneの価格は値上げ(約2万円前後)→デメリットあり。
つまり自分みたいにな既存ドコモユーザが新しいiPhoneへ機種変更する分には、iPhone価格が安くなって大歓迎な感じですね♪
携帯を持っていない人が新規契約したり、既存ドコモユーザが何らかで回線契約を追加する場合とかは今まで通り。
で、他キャリア(au・ソフトバンク)のユーザがドコモにMNP(携帯電話番号同じで移行する制度)で乗り換えする場合には、今までよりもiPhone価格が高くなってちょっと痛いと。。
ただ他社乗り換え(MNP)ユーザにとってドコモiPhone価格が高くなったと言っても、考えようによっては本来のiPhoneの定価よりもはるかに安い価格でiPhoneを買えるわけですのでね。
だってAppleストアでSIMフリーのiPhoneを普通に購入するなら、一番安いiPhone 6s 16GBでさえ86, 800円(しかも税別)もするわけでして。
そう考えると、多少値上がりしても、それでも定価よりも安くiPhoneを購入できる事には変わりないですね。
また、将来的にキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からMVNO(格安SIM)に移行してiPhoneを使いたい(使うかも)な人は、ドコモでiPhoneを購入して使っていたほうが、MVNO(格安SIM)の選択肢は多いし、ドコモで使っているiPhoneをそのままMVNO(格安SIM)で利用できるので、au・ソフトバンクと比較してみた場合に圧倒的にメリットは大きいなと思うわけです。
MVNO(格安SIM)に関しては音声通話(電話)が多い人は、逆にそのままキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っていたほうが料金が安かったりするので、どっちが月々の料金が得かはその人の使い方次第ではあるんですけども。。
最後ちょいと話が脱線しましたが、以上、”実質0円終了後(2016年2月以降)のドコモiPhone価格・料金(新規・機種変更・他社乗換)”についてのあれこれでした。