今回は、今現在キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)でiPhone・Androidスマホを使っているユーザが将来的に格安SIM(MVNO)に乗り換えするなら”ドコモユーザ”が俄然お得でメリットが大きい、って事について書きたいと思いますよ。個人的な見解なのであしからずで(^_^.)
キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)→格安SIMに乗換利用する人が増加中
最近はスマホユーザでも音声通話(電話)が少ない人はキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)よりも格安SIMのほうが基本料金が圧倒的に安いので、そっちに乗り換え利用して使う人も増えてきましたね。
OCNモバイルONE、IIJmio、楽天モバイル、BIGLOBE、b-mobileなどなど。。ヨッシーの知人にも格安SIMユーザの人が結構増えてきました。
ちなみにヨッシーは仕事で電話する機会が多いので格安SIMに乗り換えせずにドコモを使っている次第ですけども。
確かに正直な話、音声通話(電話)が少ない人(or少なく済ませられる人)は格安SIMを使ったほうが携帯料金が圧倒的にお得だという事は間違いないと思います。
ちなみに”自分自身にとってどっちがお得なのかの判断”は以前に書いた関連記事【スマホ料金はキャリアと格安SIMのどっちが安くてお得?】をご参考頂ければと(^_^.)
格安SIMが使えるスマホは2種類
格安SIMを使う場合は、スマホに入れて使うSIMカードは格安SIMが用意してくれますけど、スマホ本体は自分自身で用意する必要があります。キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のようにSIMカードとスマホをセットで用意してくれるわけではないんですね。
で、格安SIMで使えるスマホを主に下記の2種類になります。
SIMフリースマホ
まずは一つはSIMフリースマホです。
SIMフリースマホを家電量販店やネット通販などで別途自分で手配すれば、その端末なら(ほとんど)全ての格安SIMでも利用できます。
キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホの場合、”SIMロック”といって、基本的にキャリアで購入したスマホはそのキャリアのSIMカードを挿してしか使えない仕様になっているわけです。例えば、ドコモで購入したスマホはドコモのSIMカードを挿さないと使えないし、au・ソフトバンクも然りです。
一方、SIMフリースマホの場合は、どの通信会社(キャリア・MVNO)のSIMカードでも利用する事ができます。
SIMカードの契約先(契約する通信会社)を縛られることなく、自分の好きな業者(キャリア・MVNO)を選ぶことができるわけですね。
とは言え、購入予定のSIMフリースマホが”契約予定の格安SIM”で利用できるのかは格安SIMのサポートに事前に電話なり・公式HPの動作保証端末一覧ページなどで確認しておいたほうが無難だとは思いますけども。
ちなみにSIMフリースマホの人気機種はAmazon・楽天のスマホ売れ筋ランキングでそれぞれチェックできるので参考までに。
SIMフリースマートフォン売れ筋ランキング(Amazon)SIMフリースマートフォン売れ筋ランキング(楽天)
ドコモスマホ
で、もう一つがドコモスマホです。
自分がドコモで現在使っているスマホでもいいし、(中古ケータイショップやネットオークションなどで販売されている)ドコモの白ロム*を購入してもOKです。
【*白ロムとは、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入して使っていた携帯端末を解約して、SIMカードを抜き取った状態の回線未契約の携帯端末のこと。】
『えっ?さっき、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホはSIMロックがかかっているから、他の通信会社(ドコモ以外)では使えないんじゃないの?』って不思議に思う人がいるかもしれませんね。現時点(2016/1/25)でもドコモスマホはバリバリ全機種SIMロックスマホです。
じゃあ何で格安SIMでドコモスマホが使えるのか?
それは今あるほとんどの格安SIMの通信ネットワークはドコモのネットワークを借り受けて利用しているからです。つまり格安SIMはドコモからネットワーク回線をレンタルして利用していているような状態。
だから格安SIMで”SIMロックがかかっているドコモスマホ”を利用したとしても、それはドコモのネットワークを利用することに変わりないわけですね。
ドコモスマホはドコモのネットワークで利用できるので、格安SIMのSIMカードをドコモスマホに挿してそのまま利用できるというわけです。
※ちなみに、上述の通り、格安SIMはほとんどがドコモ系MVNOですが、最近はau系のMVNOも一部出てきてはいますが数は少数です(mineo、UQ mobile)。
ドコモユーザは手持ちのスマホのまま格安SIMに乗換可能
というわけで上記の要点だけおさらいするととこんな感じです↓
で、格安SIMで使えるスマホは2種類あって、(1)SIMフリースマホ、(2)ドコモスマホ。
そう考えると、今ドコモスマホユーザの人は、格安SIMに将来乗換えする事になっても、今使っているスマホをそのまま利用できるので、別途SIMフリースマホや白ロムを購入する必要がありません。
つまり、乗り換え時にスマホ本体の初期費用は0円で済むので、現在のドコモスマホユーザは俄然お得なわけです。
てか、SIMフリースマホも新規で購入すれば、Androidスマホでもウン万円以上はかかりますし、特にiPhoneなんて半端なく高いわけです。
ちなみにApple公式サイトでSIMフリーのiPhone 6sの購入価格は16GB/86, 800円(税別)、64GB/98, 800円(税別)、128GB/110, 800円(税別)です(゜レ゜)
いくらiPhone好きの自分でも、この価格を見たらちょっとiPhoneのSIMフリーを買う気にはなれませんね。。
でも、ドコモのiPhoneユーザなら今使っているiPhoneを格安SIMに乗換えても引き続きでも利用できるというわけです。
ちなみにauのiPhoneユーザは上記の一部MVNOなら手持ちのiPhoneで乗換え可能です。ソフトバンクiPhoneユーザは残念ながらどのMVNOで手持ちのiPhoneは利用できません。。アーメン((+_+))
更に言えば、格安SIMはドコモ系MVNOが大半なので、そのたくさんの選択肢の中から自分の用途・予算に合わせたMVNO・プラン選びができるのも良いですね。
au系MVNOは2つしかないので、選択肢の幅が小さいのはデメリットです。まぁソフトバンク系MVNOが皆無なのに比べれば全然マシですけども(苦笑)
というわけで、結論としては、今自分がキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で使っているスマホ(iPhone・Android)を将来格安SIMに乗換えしてそのまま利用するなら、ドコモユーザの場合は初期費用もかからないし、格安SIMの選択肢も多いので良いですよって事です(^_^.)
ついでに言うと、格安SIMに乗換えするならドコモの2年契約が満了する違約金が発生しないタイミングだと更に初期費用が抑えられそうかと。
主要格安SIM一覧
最後に主要で人気の格安SIMを一応紹介しておきますね。ご参考までに(^_^.)
(ドコモ系MVNO)
楽天モバイル、イオンモバイル、OCNモバイルONE、IIJmio、b-mobile、u-mobile、BIGLOBE、NifMo、DMM mobile、UQ mobile、ぷららモバイルLTE、ワイヤレスゲート、FREETEL
(ドコモ&au系MVNO)
mineo
(au系MVNO)
UQ mobile