気分はドレミファソラシド~♪
どうも~、自称ひきこもり系ギタリストの私ヨッシーでございます。
はい、で今回は何かの曲のギターパートを耳コピーしないといけない時に個人的に使っている便利な音楽系iPhoneアプリ(無料)を紹介しようかなと思います(^^)/
バンドスコアがない曲を耳コピーしないといけないギタリスト&ベーシストさんの参考になれば幸いです(^^)/
ハヤえもん/ギターの耳コピに最も愛用しているアプリ
個人的にギターの耳コピをする際に最も使っているiPhoneアプリは「ハヤえもん」です。
iPhone内の音楽(曲)をいろいろな方法で再生できる音楽プレイヤーアプリなんですが、このアプリはギターの耳コピする際に非常に便利で優秀な機能をいくつか備えています。とりあえず、その優秀な機能を順番に紹介していきたいと思います。
ABリピート再生
まずは「ABリピート再生」です。
ちなみにABリピート再生とは「曲中の特定の部分だけをリピート再生する機能」のことです。
つまり「イントロの1小節だけ、1番のAメロの4小節だけ、2番のサビだけ、ギターソロの前半だけ」みたいに任意の区間で区切って(A:開始位置/B:終了位置)、その区間だけをエンドレスのリピート再生で集中的に聴くことができます。
あくまで自分の場合ですが、耳コピする場合は曲をセクションごとに分解して順番にコピーしていく事が多いので、このABリピート再生の機能は本当に重宝してます。
具体的な耳コピする際の手順としては、曲の時間軸に沿って、イントロ→1A→1B→1C(サビ)→間奏→2A→2B→2C(サビ)→ギターソロ→3C(ラストサビ)→アウトロ、みたいにセクションを区切って、このハヤえもんのABリピート再生で各セクションを何度も聴きながら、各セクションのフレーズを順番にコピーしていく感じで使ってます。
再生速度変更
ハヤえもんでは再生速度の変更が可能です。
再生速度を落としてスロー再生にすれば、曲の通常の再生速度(100%)よりも遅いスピードで曲を聴けます。
このスロー再生がどういう時に役立つかというと、速弾きのギターソロのフレーズ等をコピーするような場合、通常の再生速度だと速くて何を弾いているのかイマイチ聴き分けれなかったりします。そんな時にこのスロー再生を利用すれば、ゆっくりと一音一音を確認しながらフレーズをコピーしていけるので、コピーが楽になります。
ちなみに再生速度を落としたい場合は、(1)上記画面で画面中央の黒丸を指で左右にスワイプするか、(2)もしくは「速度」の項目をタップしてプルダウンメニューから速度の数値(%)を選択すればOKです。
自分の場合だと曲中で耳コピが難しい部分は、このスロー再生機能と上記のABリピート再生を組み合わせて何度も繰り返し聴きながらコピーすることが多い感じですね。
キー変更
そして、曲のキー変更をして再生する事も可能です。
ギターのコピーにおいて、曲をキー変更して再生できるのがどんな時に役立つかというと、コピーする曲で弾かれているギターパートが半音下げチューニング(♭1)・全音下げチューニング(♭2)で弾かれている場合です。
通常だと自分のギターのチューニング自体も同様に変更しないといけないのですが、それって結構面倒だったりします(笑)
そんな時に、このハヤえもんで曲自体のキーを変更して再生することで、練習においては自分のギターのチューニングを変更しなくてもよくなるわけです。例えば、半音下げチューニングの曲なら半音上げ(#1)、全音下げチューニングの曲なら全音上げ(#2)にすればOKという具合に。
コピー曲のチューニングの関係で、まれに使う意外と便利な機能の1つですね。
耳コピとは関係ないですが、この「キー変更」の機能はギタリストよりもどちらかというと歌い手の人(ボーカリストやカラオケ歌いの人)のほうがより重宝すると思います。何かの曲を歌う時に自分の声質に合う曲のキーを事前にチェックしておくのに役立つからです。
そういえば以前にこんな記事↓も書いているので興味ある人は読んで下さいまし。
>>聞々ハヤえもん|カラオケで上手く歌うのに役立つおすすめソフト(アプリ)
各種エフェクト処理(ボーカルキャンセル/ベースの耳コピ等)
あと、利用用途にあわせたイコライザ・エフェクトが多数用意されているので、それらを使って曲中のボーカルを抑えたり(ボーカルキャンセル)、ベース音を強調したり(ベースの耳コピ)といった事も、耳コピする時に便利だったりします(^^)/
最後にこのハヤえもんのアプリですが、実はiPhone版だけでなくAndroid版もありPC版(Windows)も対応していて、マルチデバイスで使えるのも良い感じだと思いますよ☆
Chord Tracker/曲のコード進行を自動解析&コード譜作成
ギターの耳コピする場合、たいていの場合は曲のコード譜があると便利です。
曲のコードも耳コピするという手もありますが、時短重視・効率重視でいくなら、邦楽・洋楽の多くの曲のコード譜をチェックできるサイト(U-フレット/J-Total Music/楽器.me 等)があるので、それを事前にチェックするのが得策だと思います。
ただ、中にはそれらのサイトにはコード譜が掲載されていない曲もあったりします。
マイナーだったりマニアックな曲は掲載されないですし、バンドを一緒にやってるメンバーが作ったオリジナル曲とかは当然ながら載ってません(笑)
はい。でもそんな時にYAMAHAが提供している「Chord Tracker」というアプリがかなり便利で役立ちます。
「Chord Tracker」はハヤえもん同様にiPhone内の音楽(曲)を再生できるのですが、このアプリの何が凄いかというと「曲のコード進行を自動解析してコード譜を表示する機能」があることです。
上記の曲は「ゆず」の「栄光の架橋」という曲ですが、Chord Trackerで曲を最初に再生する時に曲のコード解析が自動的に始まり、一番近いと思われるコードを選んで表示してくれます。で、そのコード譜の正確性がかなり高いわけです。
自分の体感だと、コード感が強い曲(ギター・ピアノの弾き語りのような曲)は90%以上の精度だと感じました。自分自身が過去に作った曲のコード譜もほとんどコードが当たってましたし。もちろん、Chord Trackerのコード譜を盲目に過信し過ぎるのは良くないですが、かなり参考になることは事実です。かなり的中してます。
てか、上述のコード譜のサイトに載っているような曲でも、そこに載ってるコード譜とこのChord Trackerのコード自動解析で出力されるコード譜を見比べてみるのも良いかもですね(コード譜のサイトもサイトごとにコードの解釈が違っていたり、間違っていたりするので)。
逆にコード感が弱い曲(リフメインだったり、アルペジオ主体、ベースが動きまくる等の曲)はコード解析の精度は落ちるので、そういう曲の耳コピーではChord Trackerには自分はあまり積極的には使っていないです。曲によってケースバイケースで使うスタンスですね。
あと、便利だなと思う機能は、曲中のコードに合わせてそのコードフォーム(コードを抑える指板ポジション)を表示してくれる機能です。曲の再生にあわせて現在コードのコードフォームを次々に切り替え表示してくれるので、ギター初心者でコードフォームをあまり知らない人だったり、ギターの弾き語りをやりたい人なんかには特に使い勝手が良い機能なんじゃないかと思います。
以上まとめると、コード感の強い曲ならChord Trackerのコード自動解析によるコード譜の精度は非常に高いので、Chord Trackerを使うとコード譜を簡単に確認できて便利ですよー、という話でした。
ちなみに、Chord Trackerにも上記で紹介した「ハヤえもん」の機能(ABリピート再生/再生速度変更/キー変更)も備わっていたりします。
自分は昔からハヤえもんを使っているので、コード解析以外はハヤえもんを使うようにしていますけどね。まぁそのへんはお好みで。
以上、ギターの耳コピーに便利なiPhone音楽系アプリの紹介でした~。
ギタリストの皆様、良き耳コピライフを(^^)/