先週末の土曜日(2017/10/28)にWordFes Nagoya 2017に行ってきたので、今回はその参加レポを書こうと思いますよ。
帰り際に「ブログで記事を書くまでがWordFesですよ」的なことをWordFes実行委員の方が昨年同様に言ってみえたので、無料でセッション受けて、お昼のただ飯頂いて、さらに景品でタンブラーまで頂いたりと、至れり尽くせりの身なので、ブログやってるのに記事に書かないのは後ろめたさが残りまくるので、やはり書かないとなと(笑)
まぁ昨年も書いたのでね(WordFes Nagoya 2016に行ってきた)。
ただ今回フェス当日は自分的に体調がめっちゃ悪くて写真が一枚も撮れなかったので、文章だけで書く点あしからずよろしくです(^^)/
ちなみにWordFes Nagoya 2017への参加は昨年(2016年)に引き続き2回目の参加ということで。
会場は鶴舞公園の近くの名古屋工業大学。車で知人と向かいました。停めた駐車場(東新町)から20分ほど歩いたけど、来年行くならもっと会場に近い駐車場に停めないとなちょっと辛いかも(汗)。開会式には間に合わなかったけど、1コマ目のセッションにはギリ間に合いました。
自分が参加したセッション
WordFesという名の通りいわゆるフェス形式でして、同時刻に複数の教室(4教室)でセッションが同時開催されていくので、自分が興味・感心のあるセッションを自由に選んで参加する感じになってます。
そんなわけで、今回自分が参加したセッションは以下の8つのセッションです。簡単にそれぞれ感想を書いていきたいと思います。
(1)WordPressの関数から踏む一歩は初心者にとって大きな一歩!/魚住諒
愛知産業大学短期大学の魚住諒さんのセッション。
さらっと紹介されていたezPHPというプラグインにちょっと興味を持ちました。
WordPressの管理画面から記事(投稿ページ・固定ページ)を書くとき、PHPやWordPress関数はセキュリティーの関係で投稿画面から実行することは出来ないのだけど、この「ezPHP」というプラグインを入れると、投稿エディタ(テキストモード)からそれらのコードを記述すれば簡単にプレビュー実行できる模様。実際の運用で使うのはセキュリティー的に危ないと思うけど、ローカル環境でテスト用・学習用などのお試しに使うのに良さそうだなと思いました。
(2)多言語サイトの有料プラグインWPMLの運用と翻訳方法/中田平
電子書籍(EPUB)の出版・編集を手掛けている中田平さんのセッションです。
中田さんはフランスでの参加開催イベントのために、自社webサイトを多言語化(日本語・英語・フランス語)に対応するために、試行錯誤すえに最後にたどり着いたのが有料プラグイン「WPML」とのこと。
WPMLの使い方のストレーションをしてみえたけど、割とシンプルで使いやすそうな印象でした。実際の導入事例は中田さんが運営されているサイト(デジタルエステイト株式会社)で確認できるので、気になる方はチェックしてみては。
永久ライセンス195ドル(≒おおざっぱに19,500円)なので、金銭的にかなり高めのプラグインですけど、ビジネスでやるならエイヤーでありかもですね。
でも個人的にもし多言語対応をやるなら、有料プラグインのWPMLの前に、無料プラグインのBogo(Contact Form 7で有名な三好さんのプラグイン※後述)を先に試すかもですね。
あと、翻訳者でもある中田さんおっしゃっていた「Google翻訳は日本語→フランス語への翻訳は全然だめで使い物にならないけど、フランス語→英語への翻訳はめちゃくちゃ精度が高い」という話は非常に興味深かったです。
(3)WordPressのプラグインを初めて自作してみた話/堀 悟大
国産CMS「a-blog cms」の開発会社の「有限会社アップルップル」のエンジニア堀 悟大さんのセッション。
堀さんがWordPressのプラグインを自作した時の話を聴けました。てか、自社のライバルCMSのプラグインを開発するなんて懐が深いことで( ˘•ω•˘ )
そういえば、自分も1年前に自分のブログ用に超簡単なへっぽこプラグインを作成していたなぁとふと思いだしました【WordPressの一言コメントプラグイン(My Hitokoto)を自作してブログのサイドバーに設置してみた】。結局その後、ACF(Advanced Custom Fields)の有料アドオン「オプションページ」に差し替えてしまったですけども。
最近、ボケ防止のためにPHPの基礎本を買って少し復習していたので、鉄は熱いうちに打てじゃないけど、この流れで何かのWordPressプラグイン自作でもやってみようかしらん。
(4)プログラミング初心者こそ取り組もう!テストファーストで作るこれからのテーマ・プラグイン開発/かとりーぬ
企業用ビジネスWordPressテーマ(BizBektor)で著名な株式会社ベクトルの新入社員かとりーぬさん、と後半に代表の石川さんのセッション。
WordPressのテーマ・プラグイン開発をする際に、テストコードを書く事のメリットやオススメのテスト方法などについてのお話を聴けました。
いろいろな条件分岐を考慮する場合には、セッションで話されていたようなやりかたが有効で効率的らしい。ん~、なかなか難しいっす(汗)
(5)裸の王様とネイキッド・ワンダーランド/三好隆之
WordPressの超有名人気プラグイン「Contact Form 7」の開発者の三好隆之さんのセッション。
Contact Form 7は今まで何度も使わせてもらっていて(もちろんこのブログのお問い合わせフォームもContact Form 7)、WordPressの超お気に入りの愛用プラグインの一つなので、今回のWordFesで開発者の三好さんのお話を直接聴けたのはラッキーでした(^^)/
で、セッションの内容ですが、プラグインの技術的な話ではなくて、考え方・思想のようなお話でした。ご本人もこういう話は初めてとおっしゃっていましたけども。
そんな中でも「何でも浅く手を出すのではなくて、1つについて時間をかけて学び極める」的な話が特に印象に残りましたね。
10年以上WordPressのプラグイン開発に携わり続けている三好さんからそういう言葉が聞けて、なんか少し肩の荷が下りるというか気分的に楽になるというか。自分もWordPressに絞って、もう少し時間と手間をかけて深く追及していくスタンスのほうが良いのかなと。
もう次から次に出てくる新しいCMSに手を出す必要もないのかなと。って、自己都合による曲解も甚だしいかもですが(笑)
あとセッションを聴き終えて、セッションタイトルの「裸の王様」は分かったけど「ネイキッド・ワンドーランド」の意味が最後までよく分かりませんでしたね。謎は深まるばかりです( ˘•ω•˘ )
とりあえず、Contact Form 7最高ってことです♪
(6)現場でも使えるWordPress.orgディレクトリ掲載テーマのメソッド/Toro_Unit (占部 紘)
WordBench長野のモデレータ(多分)のToro_Unit (占部 紘)さんのセッション。
機材トラブルでまさかのスクリーンが使えないというハプニングがありましたが、液晶モニター(?)に繋いで少し遅れてどうにかセッション開始。
WordPressの公式ディレクトリのテーマ(WordPress管理画面からインストールできるテーマ)を申請&掲載するやり方・手順や注意点などを解説して下さいました。
テーマレビューで気を付けるべき点として、デザインとは関係ない「機能」はテーマに埋め込まない、機能はプラグインで対応すべし、とのこと。
つまり、デザインと機能は分離すべしとのことでした。
まぁ自分が自作テーマを公式ディレクトリーに申請することは恐らく無いだろうけど、このブログでも機能を実装するためにテーマのfunctions.phpにいろいろコードを書いていたりすので、その中でもよく利用する機能に関しては他のブログ・サイトでも簡単に使い回しができるように、プラグイン化したほうが良さそうだなと思いました。
というわけで、来年(2018年)のWordFesの時までに何かプラグインを自作していたいかも(希望的観測)。
(7)スキマ時間を使ってiPhone, iPadでWordPressブログを更新する方法/ごりゅご(五藤隆介)
愛知県の有名ブロガー「ごりゅご」さんのセッションです。
ごりゅごさんはご自身のブログを今はPCではなくiPadから更新されているとのことで、iPadでブログ更新するのに役立つアプリの紹介・活用方法・連携術を話して下さいました。
自分は普段からこのブログ(WordPress)はPCからしか書いたことが無いので、ごりゅごさんのiPadでフル完結する最先端なブログ更新術は知らないことばかりで、いろいろと参考になりました。
最近はPC持ってない人もかなり多いと聞くので、WordPressブログを手持ちのiPadで更新したいという人にはごりゅごさんのブログ更新術はかなり参考になると思います。
とはいえ、自分は保守的なのでやはりPCからしか書けないなぁとも思いました(苦笑)
個人的には「Skitch」という無料アプリは写真に矢印や文字を簡単に入れる加工ができるっぽいので、ブログ更新以外でも何か役立ちそうだなと思いましたね(^^)/
そしてさすがブロガーさんでした。セッションの内容のキーポイントをブログの記事にまとめてくれました↓
>>【保存版】iPadでブログを書くのに使うアプリとかテクニックのまとめ
(8)リスティング広告とWordPressを活用した集客を考えよう/杉浦正実
ランディングページ制作に人気のペライチの提供元の株式会社ペライチの杉浦正実さんのセッション。
WEB集客の観点で、リスティング広告とランディングページ(LP)の最適化について初心者にも分かる形で丁寧にお話されてました。
なるほど、キーワードの探し方は「実際のお客さんに直接聞くのが一番早い」というのは、当たり前だけど見落としがちなポイントかもですね。
杉浦さん自身がリスティング広告の出稿キーワードごとにそれぞれ見出しや文章を変えたLPページを何パターンも制作して、出稿キーワードごとにリンク先LPページを振り分けてコンバージョン率を高めることに成功したという話も非常に参考になりました。
WordPressでページコピーができるDuplicate Postというプラグインがあって自分的には使い道が全くないプラグインでしたが、なるほど確かにこの使い方なら非常に活用できそうだなとも思いました。
てかまだペライチはまだ使ったことないので、今度何かで使う機会があると良いなぁと。
解説も非常に分かりやすくて参考になるセッションでした(^^)/
セッション終了後の懇親会
前回はセッションのみの参加(無料)でしたが、今回はセッション+懇親会(4,000円)で予約を入れていたので、セッション終了後に会場から歩いて10分前後の場所にある浩養園というビアホールレストランで懇親会に一緒に行った知人と参加してきました。
懇親会は立食のビュッフェスタイルで、大きなホールに円卓テーブルにたくさん並んでいて歓談する感じ。
参加者も100人ぐらいいたのかな、結構大規模な感じの懇親会でした。
自分からぐいぐい行けるタイプでもないし、いかんせん体調も悪かったので知人のいるテーブルにずっといましたが、ここに来なかったら会えないし話せないような人達と少しは話せたりして、なんだかんだで行って良かったのかなと思いました。
いかんせん体調が良ければ、もっと楽しめたんでしょうけどね。そこだけ残念。
あと去年(2016年)のWordFes用に自作した超絶イケていない名刺が余りまくっているので(苦笑)それも今回持っていったんですが、4枚だけ名刺交換することが出来ました。名刺交換して下さった方、この場を借りてありがとうございました(^^)/
まとめ
そういえば、去年(2016年)の参加レポ記事で「2017年のWordFesに行くときは名刺の”月間20万PVちょい”を”月間30万PVちょい”に上方修正したいなぁ」的なことを書いていたけど、残念ながら先月の2017年9月のPV数は26万PVなので目標は達成できませんでした。残念(>_<)
てか2017年3月には36万PVまで行ったんですけど、その後順調にPV下降中でございます↓↓
いかんせん最近趣味に走りすぎている記事を連発していることや、あれとかこれが原因なのかなと。ごにゅごにょ。
そんなわけで来年(2018年)こそは「月間30万PVちょい」に上方修正したいのと、このyossy-styleのブログ以外に自分が運営するWordPressのサイトを立ち上げるとか、何かプラグインを作るとか、とりあえず今よりWordPress的なことでレベルアップして参加できればと思ってます(^^)/
あとは何より体調は万全で臨みたいですな。本当に。
こういうWordFesのようなイベントに行ってWordPressの達人のような人達を目の当たりにすると、ダメ人間を自負する自分でさえ「もうちょっと頑張らないといけないな~」という気にさせられるので不思議なものです。そういったモチベーションアップの点でも来て良かったと思いました。
以上、WordFes Nagoya 2017の参加レポでした~。ビバ・WordPress☆☆☆