自分は今年(2021年)の1月になんちゃって趣味のDTMの音楽制作の視聴環境をちょっと良くしようと思いまして、JBLの104-BT-Y3というモニタースピーカーを買って、それをパソコンのモニターの両隣りにおいて使っています。
まぁこの104-BT-Y3の商品レビューは気が向いたらいつか記事で書くかもですが、今回は別件の話でございます。
私ヨッシー、恥ずかしながら、この104-BT-Y3のモニタースピーカーを左右逆で使い続けていることが、使いはじめて10ヶ月目のつい先日に発覚してしまいました。
モニタースピーカーを左右逆に使っていることに気付いた意外なきっかけ
スピーカーを左右逆に使っていることに気付いた理由はちょっと意外なきっかけでした。
先日気が向いたので、DTMで一人完結のギターインスト曲を作ろうと思って、DAWソフトのLogic Proで宅録した2つのギターバッキングトラックをそれぞれ左右に100%PANさせて、モニタースピーカーでそれぞれソロモードにして、モニタースピーカーで視聴してみたときのことです。
ギタートラックAを左に100%PANさせて、でもう片方のギタートラックBを右に100%PANさせて、ソロモードで聴いてみたところ、何故か強烈な違和感を感じました。
何故なら、ギタートラックAが右のスピーカーから流れてきて、そしてギターパートBが左のスピーカーから流れてきたわけです。
そして頭がフリーズしました。
「ん??どういうこと??」
「Logic Proの設定がおかしいのかしらん?」
「いやでもLogic ProでPANの設定を逆にする設定なんて無い気がするし、設定する意味もないしな。はて??」
そして、しばしの思考停止。
・・・。
そして、ようやく気付きました。
「もしかしてスピーカーの配置が左右逆で配置してる??(君の名は。風)」
恐る恐る104-BT-Y3をネットで型番検索して、公式ページやら通販サイトのページ、商品レビュー記事ページ、YouTube動画などで104-BT-Y3の左右スピーカー配置の写真を一通りチェックしてみて、疑惑が確信になりました(松坂風)。
そう、自分は104-BT-Y3のスピーカーを左右逆に配置してこの10ヶ月間、使い続けていたのです!
久しぶりのなんてこった、ぱんなこった、かたもこった!
おーまい、ぽこふぉんたす、せにょりーた、もはや意味不明!恥ずかちぃ!
もはや遅ればせながら気付けただけ良しとすることにしました(苦笑)。
てか、今回の自分のような特殊な聴き方(DTM制作でトラックを左右に100%PANして視聴する方法)をしなければ、多分一生気付かなかったかもしれません。
普段音楽とかを聴くときに、モノラルサウンドかステレオサウンドかは多くの人が聞き分けられるとは思うけど、ステレオサウンドで左右にそれぞれ割り当てられた音をスピーカーやヘッドフォンで視聴する際に、もし左右の配置が逆に入れ替わっていても気づく人ってほとんどいないだろうなと思うわけで(音楽の仕事してる人やオーディオマニアは除きます)。
で、自分もご多分にもれず、左右逆のステレオサウンドを何の違和感もなく10ヶ月も聴いてきてしまっていたわけなのであります。
というわけで、ほとんどのケースにおいて気付かないぐらいの些細な問題なのかもですが、ただ自分が音楽制作で意図して左から鳴らしたい音が右から聴こえてくるとさすがにどうしても違和感を感じるので、スピーカーの左右逆配置は本来の配置に正そうと思う所存でございやす。
これから正しい配置に変更する予定ですが、今右に置いちゃってる左スピーカーからオーディオインターフェイスや電源ケーブルに繋ぐ必要があるので、繋ぐケーブルの長さが足りなくなったらちと困るかなという感じですね。最悪、長いケーブルをポチらないといけないかもです。
スピーカーの左右配置を勘違いしてしまった理由
後から何で自分は今回、104-BT-Y3のモニタースピーカーの左右配置を逆にしてしまったんだろう?とふと考えてみたのですが、多分それは「以前に長らく使っていたBOSEのスピーカーの使用感からくる意識の刷り込み・思い込み」だなと気付きました。
104-BT-Y3を使う前は、BOSE Companion2 Series IIIというスピーカーを長らく使っていたんですが、このBOSEのスピーカーについている各種コントロール機能(ヘッドフォン端子やボリュームのつまみ、電源ケーブル接続端子や再生デバイスへの接続端子など)がついているのが右スピーカーだったのです。
104-BT-Y3の左スピーカー BOSE Companion2 Series IIIの右スピーカー
なので、104-BT-Y3のスピーカーも各種コントロール機能が付いているほうが右スピーカーだろうと勝手に思い込んでしまって、見た目で判断して、右に配置してしまったのです。
でも、104-BT-Y3の場合は、各種コントロール機能がついているのは左スピーカーだったというわけです。
いや〜、意識の刷り込み・思い込みって結構あるもんだな〜と思わされる一件でした〜。