実は先週末にいぼ痔(正式病名:内痔核)の手術をして、4日ほど入院してたんですけども。
これは記事に書こうかはちょっと迷ったけど、自分と同様にいぼ痔の症状でお悩みの人や手術予定の人にとって、実体験談の1つとして少しでも参考になれば良いなと思い、恥ずかしながらも体験談として書かせらもらおうと思った次第なのであーる。ゆーあーるであーる(by 吉岡里帆)。
いぼ痔が悪化&肛門外科の病院を受診してみたら・・・
今年(2019)の1月中旬にひどい下痢・腹くだしでトイレにたてこもってばかりの日以来、明らかにお尻が痛くなった。
実は今回以前にいぼ痔は2回発症していたが、その時はドラッグストアの市販薬の座薬(ザッスル注入軟膏)で治っていたので、今回もそれで治そうと思ったのだけど、残念ながら3度目の今回はそれでは痛みは解消しなくて。
結局、市販薬での治療を諦めて、痔の治療をしている□□病院に行ったのだけど、軽いいぼ痔と診断され、そこで処方された内服薬と座薬で様子を見ることに。
いぼ痔が市販薬で治らないので、病院で診てもらった話
軽いいぼ痔なら、病院の薬ですぐ治るだろうとこの時は楽観視していた。
処方された薬を飲みつつ、お風呂や温泉でお尻をなるべく温めるようにしたり、ウォーキングをしたりしていたのだけど、お尻の痛みは緩和されるどころか、どんどん悪化して痛みが強くなる一途。
そして、3月ぐらいになると、それまで定期的に毎日やっていたウォーキングも、歩くとお尻が痛むので無理になり中断。
最終的には座っていても立っていても横になっていても四六時中お尻が痛む状態に。
自分の世界は完全にお尻に支配されている。おしりかじり虫の大逆襲なのである。
「てか、軽いいぼ痔じゃなかったかいな。これめっちゃ痛いんすけどっ!」
このお尻の痛みの増幅とともに最初に□□病院の診断にも疑念を抱き始め、別のアクションをとることに。
かかりつけの病院の先生に相談したところ、「この近くで痔の治療となると、〇〇病院が有名だよ」と教えてくれたので、肛門外科を標榜しているまさに痔の専門医がいる◯◯病院を受診することに。
というわけで、肛門をまた診察してもらったのだけど、先生曰く、いぼ痔(専門用語でいうと内痔核)がかなり大きいらしく、そしてこれはもう薬でどうにかできるレベルではなくて、もはや手術したほうが良い的なことをそれとなくおっしゃるわけでして。
とりあえず、前に受診した病院とは違う薬(座薬)を処方してもらい、1週間ほど様子を見てみることに。
この病院で処方してもらった薬が自分に合っていたのか、痛みがピークの時よりはだいぶ緩和されて、以前ほどは痛みを気にしないですむ状態になった。もちろん、歩き過ぎたり行動によっては、痛みが激しく出てしまうことはあったけど、ピークの痛みよりはだいぶマシというぐらい。
2回目の受診で先生に「薬が効いたのかおかげさまで少し楽になりました」と伝え、この薬の継続利用でまた完治できるのでは・・と淡い期待を抱いたのだけども、先生は「ここまで痔が大きいと、薬物療法はあくまで対症療法になるので、手術したほうが良いのでは」的なニュアンスのことをまたおっしゃる。ガーン・・・。
自分でもなんとなくうすうすは気付いてはいたんだけども、やはりか。
(自分)「知り合いは痔を切らないで、注射の手術(痔核硬化療法・ALTA)で治ったっていってましたけど、それでいけますか?」
(先生)「痔が大きいので、注射だけでは無理ですね。切る手術になります(結紮切除術・LE)」。
(自分)ガーン・・・。
痛みに対してビビリの自分はちょっと考えてみますと、決断を保留して、肩を落として帰宅。
その後、痔になった周囲の人間のリサーチをまた開始。
痔経験者の話を聞くと、やはり「早めに手術して楽になったほうが良いよ」と助言してくれる人が多かった。
いずれにせよ、肛門の専門医の先生が手術したほうが良いという判断なのだから、もう早めに手術して、少しでも早くこのお尻の痛みから開放されたほうが良いなと自分でもようやく思えたので、遅ればせながらようやく決心することに。
3回目(4月下旬)の受診で、手術する旨を先生に話して、手術日が5/17に決定。
手術の1週間前に4回目の受診。ここで先生による肛門の状態の再確認、そしてその後に看護師の方から採血の検査やら手術・入院に関する説明を一通り受けて、入院手術用の提出書類と手術当日朝用の座薬(浣腸剤)をもらって帰宅。
いぼ痔手術&入院期間
2019/5/16(木) 手術前日
手術前日は普段の食事で良くて、水分は多めに摂るようにとのことだったので、そのように過ごすことに。
いぼ痔の手術&入院経験のあるいきつけの喫茶店のマスターのいる喫茶店にお茶をしにいって、手術&入院時の話をきいて、「明日から手術で入院してきます」と報告をしてくる。
決戦は金曜日。ドリカムもそんな歌を歌っていた気がする。
2019/5/17(金) 手術前
朝6時に起床したら、まずは病院に指示されていた座薬をお尻に一発注入。
その後に排便が終えて、シャワーを浴びて、朝食を普通に食べて、入院の身支度をして、いざ病院へ。
9時半前に病院に到着。
受付を済ましてから、入院に関する説明を看護師さんに受けてから、荷物を入院する病室に全ておいて少し待機。
その後、検査室で心電図や血圧測定等をしてから、また病室に戻って待機。
先生は午前中は外来の診療をしているので、手術は午後以降。
ちなみに、この日は手術は4件あったのだけど自分は4番目。
病院のガイドブックには手術時間の短い人から順番に手術される的なことが書いてあったので、この日手術する4人の患者さんの中では自分が一番症状が悪いということなんだろうなと思った。
手術までの待ち時間は入院と痔の病気に関する病院のガイドブックに一度目を通しておくことに。
ちなみに手術当日は午前11時以降はもう水分も摂ってはいけないし、昼食も禁止。
その後、看護師さんが病室にやってきて腕に点滴(止血剤)を開始。
2019/5/17(金) 手術
午後3時ちょい前に、看護師さんに案内されて処置室へ移動。
また血圧や体温の測定なんかを。そして少し待ってると、前の方の手術が終わり、いよいよ自分の手術の番。
いざ、手術室へ。
手術室はなんか広くて、優雅なクラシック音楽が流れていて、何故か「白き巨塔」という病院ドラマを急に思い出した。
まずは下半身麻酔(脊椎麻酔)を行うことに。
手術台に座って手を組んでおへそを見る感じで丸まった姿勢になり、先生が腰のあたりを触診して麻酔する箇所を探り、麻酔の入った注射を打つ。
ただどうやら自分の身体は麻酔を打つ箇所が非常に分かりづらかったみたいで、先生も少し難儀していた。なんかすいません。
結局、手術台に横向けになった姿勢で麻酔の注射を打つことに。
先生が自分をリラックスさせようと話題を振って話しかけてくれるのだけど、こっちは「麻酔がうまくいかなかったらどうしよう?手術中止?もしや麻酔なしでやるんじゃないでしょうね?」とか、そんなことで頭がいっぱいで、そっけない返事しか返せなかったような。手術中よりも麻酔の注射する時のほうが緊張していたと思う。
麻酔を打ってから数分経過すると、正座をしたときのようなジンジンする痺れが両足に広がってきて、看護師さんがお尻をつねっても触感はあるけど、全く痛くなくて、つまり下半身麻酔が利いた状態に。
その後、うつ伏せで寝るような姿勢で、足を軽く広げた状態で、先生が手術開始。
下半身麻酔なので手術中の意識は全然あるのだけど、肛門内のいぼ痔(内痔核)を切除したり糸で縫ったり注射したりと、いろいろな処置が行われている下半身に関しては、触られている感覚はあるけど痛みを全く感じない本当に不思議な感覚。
というわけで、うつ伏せでひたすら待つのみ。
2019/5/17(金) 手術後&入院1日目
麻酔が効いてからの実際の手術時間は短くて、20分前後(多分)で手術が完了。
その後、寝返りのように転がり、手術台からストレッチャーに移動。その後、看護師さんに病室まで運んでもらい、今度は看護師さん4人がかりでストレッチャーから病室のベッドへ移動。
そして、そのまま仰向けの姿勢でベッドで安静。止血用の点滴も再開。
下半身麻酔は完全に麻酔が解けるまでは個人差はあるけど約6時間程度みたい。
当然、また下半身は麻酔が効いていて、ジンジンと痺れたような状態で患部の痛みも全く感じず。
が、17時過ぎに点滴がまもなく終わるようなタイミングで急にお尻がズキズキとえぐられるような痛みが。
「アイタタタタタ!アター!てか、北斗神拳のケンシロウではないのであしからず。」
お尻の部位の麻酔が切れたみたい。
「ナニコレ!超痛いんですけどっ!身体の一部がHOT! HOT!(by 藤井隆)」
仰向けの姿勢を横向けにしたら少しだけ痛みが弱まったので、今度はその横向けの姿勢をキープすることに。
18時には夕食を看護師さんが病室まで運んでくれた。
昇降式ベッドの頭側をリモコン操作で持ち上げて、上半身だけ持ち上げた状態で夕食(おかゆ)を食べる。特に食欲は術前と変わらない。
そして、痛み止めなどの薬(4種)を食後に服用。
夕食を食べ終えたら、またベッドを持ち下げてまた安静。
麻酔の時間から計算して、19時45分までは安静という指示で、そのとおりにベッドで横たわるのみ。
術後、最初のトイレは看護師さんを呼んで、トイレまで付き添ってもらう決まり。
どうやら麻酔が切れたと思っていても実は完全に切れてなくて、倒れたりしてしまう人もいるみたいなので。
21時に消灯。でも、手術初日は術後の痛み(術後痛というらしい)が強くて。
夕食で飲んだ痛み止めの薬の効果が切れたのもあってか、肛門部分の痛みが強くて全然眠れない。
麻酔が切れた直後ほどの痛みではないけど結構痛い。安眠を妨げるには十分過ぎるほどに。
というわけで、手術当日の晩はお尻が痛くて眠れず。
というか、本当はナースコールで看護師さんに鎮痛剤の座薬をお尻から打ってもらえたのだけど、お腹もなんか痛くて座薬中にあらまぁなことになったら、ベッドに繰り広げられる惨劇がヤバイと思ったので、その選択肢はパスで。
手術当日に便をすると患部にすごく負担がかかると思ったので、手術当日の便はなんとなく個人的に避けたかったので、腹痛は気合で乗り切ることに。
2019/5/18(土) 入院2日目
手術翌日。げっそり、おはようございます。
6時半に看護師さんが検温。ろくに寝れてないので眠い。
ちなみに朝食と夕食の30分前には下剤の薬2錠飲んで(※退院後にこの勘違いが発覚。本当は下剤は朝だけで良かった)、朝食後と夕食後にはそれ以外の4種類の薬(殺菌薬、鎮痛薬、腹部症状の改善薬、手術部位の治療薬※素人的解釈)を飲む。
下剤に関しては術後はなるべく柔らかい便を保つことが重要だからとのこと。
とにもかくにも術後の入院中・そして退院してからも、一番気を付けなければいけないのは「便秘と下痢(特に便秘)」。
便秘だと便をする際にいきんだりして患部に負担がかかって、縫合した患部が大出血になってしまう危険性があるらしい。
8時に朝食。8時半過ぎに処置室で先生の処置。
どうやら、術後今のところは問題ないみたい。とりあえず良かった。
その後、午前中に止血剤の点滴。
12時に昼食。13時に検温。18時に夕食。21時に就寝。
基本的に安静が重要なので、ベッドで本を呼んだり、スマホでradikoアプリでラジオを聞いたりして、時間を潰した。
パソコンも一応持っていったけど、入院中に使うことは一度もなくという感じで。
そうそう、本で思い出したけど、作家の朝井リョウさんの書いた「風と共にゆとりぬ」というエッセイがあるのだけど、この最後に「肛門記」という章があって、ここには朝井さん自身が痔瘻(あな痔)になった時の手術と入院体験談が面白おかしく詳細に描かれていて、自分も入院前にこの本を改めて読み直して、痔の種類は違えどなんとなく痔の手術と入院のイメージを事前にすることが出来たので、痔の人(特に痔瘻の人)にはオススメの書籍かと。
2日目は手術当日ほどの肛門の痛みはなくて、少し和らいだみたい。
というわけで、この日以降はちゃんと普通に夜眠れた。
そして、この日初めての便をしたけど、便をする時に痛みはなかったのだけど下痢だった。
便秘よりは下痢のほうがマシだけど、下痢も良くはないみたい。あくまで柔らかい便が理想らしい。
そういえば、いぼ痔の手術経験者の知人が術後の1回目の便はめちゃくちゃ痛かったと言っていたけど、自分の場合はあまり痛くなかった。患部や便の状態によって個人差があるのかしらん。
術後は常に患部からは体液やら血が流れている状態なので、便器は血がついてる。
術後1回目の便は紅茶みたいな、ブラッディオレンジみたいな色で、真っ赤な鮮血ではない感じ。
一応、看護師さんに相談してみたけど、それぐらいなら大丈夫なんじゃないかとのこと。
ちなみに手術後は(退院後も)、お尻の患部にはガーゼ(ティッシュの分厚いようなやつ)をテープでお尻にあてておかないといけない。というのも、患部からは常に体液やら血がポタポタと流れる状態が続くから。
というわけで、ガーゼを1日に4回ほど交換するのが日課となる。
そういえば、この日にようやくお風呂で湯船に浸かれたのだけど、さっぱりできて嬉しかった。
2019/5/19(日) 入院3日目
入院2日目とほぼ全く同じスケジュール。
お尻の患部の痛みはさらに和らいだみたい。痛みはあるけど、安静にしている分には痛みを気にすることはあまりない。
バッドニュースとしては、この日の便が下痢だった。う~ん、これは良くない。
何で下痢が続くのだろう。手術前は普通に快便ではあったのに。
ちなみに便をした後にウォシュレットでお尻を洗ってから、トイレットペーパーでお尻を軽く拭くと、血が軽く付着する。お尻にあててるガーゼを1日4回交換するのだけど、やはりガーゼにも血と体液みたいなのが付着している。
いぼ痔の場合、肛門内の傷が完治するまでに約1~2ヶ月はかかるみたいで、このように3~4週間ぐらいは便の際に起きる少量の出血は心配ないみたい。
あと、この日は退院後の生活で気を付けることなどを看護師さんが説明してくれた。
退院後も痔が完治するまでは食べ物、運動、姿勢など日常生活で気を付ける点がいろいろとあることを実感。
肛門患部の大量出血で病院に再入院にならないように、極力注意を払いたいと思った。
肛門の手術では抜糸しなくていい「溶ける糸」を使っていて、この糸が術後1~2週間で溶けて自然に外れるのだけど、その頃までに血管がふさがって患部の組織が完成していれば特に問題ない。ただ、便秘や力仕事などで強くいきんだりして肛門に無理な力がかかると、糸が予定よりも早く外れてしまって、患部の組織が完成していない場合は大量出血につながってしまう模様。
退院後&術後の通院期間
2019/5/20(月) 術後3日目に退院日
お尻の患部の痛みはベッドで横になっている分にはお尻に痛みをほとんど感じないほどまでになった。
朝は検温と朝食、そして退院前に先生の最後の処置。
経過も良好なようなので、そのまま退院することに。
というわけで、処置の後は病室を整理整頓して部屋の中のキーを看護師さんに渡して、窓口で費用の精算。
治療総費用は手術費用+入院4日間(3泊)+食事代+個室代+薬をあわせて、計65,980円。
正直、自分が思ってたより安いなぁという印象。クレジットカードで精算。
しかも、今回は自分が契約しているアクサ生命の保険で今回の手術と入院が補償対象なので、保険金で治療費用をそれなりに相殺できそうな感じ。生命保険を使うのは今回が初めただけど、いつもは毎月払うだけで損してる気分になるけど、こういういざというときのためのサービスなんだなと改めて実感した次第。
ただ、この生命保険に必要な診断書を病院に書いてもらうのに別途5,000円必要で、病院が診断書を用意してくれるまでは2週間ほどかかる模様。「診断書 気長に待とう ホトトギス」ってなもので。
家族に午前10時に病院まで車でピックアップしてもらい数日ぶりの我が家に変えることに。
ただいま マイホーム。
久しぶりに作業机の椅子(円座あり)に座ってPC作業を試みたものの、やはり椅子に座るのとベッドで横になるのでは肛門への圧力が全然違っていて、椅子に座るのはまだちょっと辛く感じた。
座りっぱなしは良くないとは退院前に言われているので、1時間座りっぱなしが続いたら、立ちあがって少し休憩を入れてという感じで、肛門への負担が継続しないように今後はしていこうと思う。再発しても困るので。
それはそうと、相変わらず、この日も下痢。
便をするときに肛門が痛かったし、便にも入院時よりも血が多めに混じっていた。
何でこんな大事なときに下痢になってしまうのだ~。くそ~。便だけに。
自分的には結構、食事も行動も細心の注意を払っているんだけどなぁ。
本当に肝心なときに勝負弱くて困る。勝負弱い男、yossy(最低のキャッチフレーズ)。
下痢へのささやかな対抗措置として、ドラッグストアで腹巻きを買ってきてお腹を冷やさないように対策することにした。
効き目はあるのだろうか・・。
2019/5/21(火) 術後4日目
そしてこの日の朝も昨日よりはマシだけど下痢だった。
そう、下痢の件だけど、このブログの記事を書いているこの瞬間に自分の致命的な勘違いに今頃気付いた。
下剤は朝に2錠だけ飲めばいいところを、自分は何も血迷ったのか勘違いして入院期間中から朝2錠・夜2錠の計4錠も服用していたのだ。
そりゃ、腹も下して下痢にもなりますがな。とほほ。
きっと、昨日の下痢だってそれが原因に決まってる。
なんでこんな勘違いしたのだろうか。薬の袋にちゃんとそう書いてあるのに。
本当にオタンコナスだ。ポカホンタス。残念すぎる男、yossy。
といっても、もう何を言ってもあとの祭り。
以後、気をつけるようにしたい。
2019/5/22(水) 術後5日目
便は下痢ではなく軟便になったし、見た感じ、便に血も混じっていなかった。いい感じ。
ただ、1日に数回交換しているお尻にあてているガーゼには相変わらず血がついている。
そういえば入院生活ではベッドで横になっている時間が多くて、身体の重力は耐圧分散できてお尻に負担も少なかったのだけど、今のように日常生活に戻って椅子に座っている時間が圧倒的に多くなると、身体の重力が耐圧分散できずに全部お尻に重力がかかってくるので、お尻(肛門)への負担・圧力が大きくなるなぁという感覚がある。
そのように椅子で作業をしていると、やはりお尻が痛くなるので、適度に休憩を入れながらという感じで過ごしている。
ちなみに机の椅子にもソファーにも車の座席にも円座(ドーナッツ状のクッション)を置いて、お尻への負担がなるべく少なくなるようにしている。
この日は退院後、初めて病院を診察。
お尻の経過は順調のよう。座薬を投入された。
今の薬があと2日ほどで無くなるので、そうしたらまた行かないといけない。
てか、病院までは車で片道30~40分かかるので、通院するのがやや難儀ではあるのだけど、自分の身体のことなので完治するまでは我慢するしかなさそう。
(※この記事はいぼ痔が完治するまで、随時追記していく予定)
2019/5/23(木) 術後6日目
便は軟便でうまくコントロール出来ている。
便に血は混じってないし、トイレットペーパーでお尻を拭いても血の付着もない。
ただお尻にあてがうガーゼは交換するたびに、相変わらず血が若干付着してくる。
2019/5/24(金) 術後7日目
便は少し硬くなってしまい、便をするときにお尻が痛かった。
便に血は混じってないし、トイレットペーパーでお尻を拭いても血の付着もない。
ただお尻にあてがうガーゼは交換するたびに、相変わらず血が若干付着してくる。
薬がもう手持ちがなくなってしまいそうなので、また病院を受診。座薬をお尻に注入。経過は良好とのこと。
術後ちょうど1週間が経ったので、ウォーキングとかの軽い運動はやってもいいか先生に聞いたら、やはりまだダメとのこと。
温泉も当然ダメ(まだお尻から出血するので)。
また今回の薬がなくなる1週間後に病院に再診予定。
2019/5/25(土) 術後8日目
そういえば手術してから気付いたのだけど、くしゃみや大笑いをすると肛門の患部が痛くなることに気付いた次第。
あと、1日に数回交換しているお尻にあてがうガーゼだけど、ガーゼを外す時にテープを剥がすのが地味に少しだけ痛い。
ちなみに便も普通で、出血も特になし。手術で切った患部も塞がってきているのかもしれない。
2019/5/26(日) 術後9日目
もう便からの出血は見た感じ完全に見当たらない。お尻のガーゼからはほんの少しだけ出血もある模様。
そういえば、手術で切ったいぼ痔を縫うのに使った「溶ける糸」は約1~2週間ほどで自然に外れるらしいのだけど、もうこの糸は外れたのかしらん。
2019/5/31(金) 術後14日目
術後ちょうど2週間。この日は病院の診察に。経過は良好みたい。座薬を投入される。
先生に軽い運動(ウォーキング)をしても良いか聞いたら、どうやら今まで痔を手術した患者さんで術後17日以内に大出血してしまった人がいるらしく、あと3日経ったら軽い運動もして良いよとのことだった。というわけで、早く3日経ってほしい。
飲み薬(朝食後・夕食後)とお尻のガーゼは継続。
2019/6/7(金) 術後21日目
術後ちょうど3週間。この日は病院の診察に。経過は良好みたい。座薬を投入される。
手術後は毎日お尻にガーゼをずっと当ててきたけど、ガーゼに出血することもなくなったのでガーゼもしないでよくなった。
薬は継続。また1週間後に再診予定。
術後17日以降にウォーキングも再開してるけど、もうお尻の痛みはないので普通に歩けている。
温泉も行くようになった。
2019/6/14(金) 術後28日目
この日は病院の診察に。経過は良好みたい。座薬を投入される。薬は継続。
今までは1週間後に再診していたが、再診のスパンが空いて今度は2週間後で良くなった。
2019/6/28(金) 術後42日目
この日は病院の診察に。経過は良好みたい。座薬を投入される。薬は継続。
先生によると、傷はもう8割近く治っているいるとのこと。
次回の診察(2週間後)で再診に卒業かも(=再診不要)とのこと。
確かにもうお尻(肛門部)の痛みを感じることは日常生活で皆無になっている。
そんなわけで、ついに自分のいぼ痔ストーリのフィナーレに近づいているのかと思うと少し感慨深い。
次回が最後の診察になりますように。
2019/7/12(金) 術後56日目
この日は病院の診察に。
手術した箇所の傷がほぼ完治したみたいで、先生にもう再診は来なくて大丈夫ですよ、と告げられる。
というわけで、これでいぼ痔の手術から約2ヶ月(56日)にて治療が完全に終了。
薬の服用も終わり。いぼ痔卒業!
これからは日頃の生活習慣に気をつけて痔が再発しないように生活していこうと思う所存す。
病院の先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
というわけで、2ヶ月に渡って追記し続けていたこの記事もこれにて完結ということで。