私ヨッシーは年に1・2冊はIllustrator(以下イラレ)の参考書を買って、参考書を読みながら実際にイラレを操作してデザインのテクニックを復習したり勉強したりすることがあります。まぁ苦行みたいなもんですが(苦笑)
というのも、たまにイラレを使う機会があるので、デザインの作業効率を上げるためになるべく簡単操作でいい感じのデザインに仕上げられるテクニックの引き出しをいくつか持っておきたいなというのがありまして。
またイラレは基本的に1年ごとにバージョンアップするので、便利な新機能は知っておくとそれはそれで時短に繋がったりするので、そういう情報も仕入れておきたいなと。
だから、イラレの参考書を無理やり勉強・復習し直す機会を無理やり作るようにしているわけでございます。
で、先日ようやく長らく積読状態だったイラレ本「Illustratorおいしいネタ事典」を読了したので、久しぶりに本の感想でも書いてみようと思いますよん(^^)/
イラレで簡単作業でセンスがいいデザインが作れる
本の背表紙に「簡単なのに、センスがいいね!と一目おかれるテクニック集。」とキャッチコピーがありますが、読み終えてみてキャッチコピーに偽りはありませんでした。少ない手数・工数でセンスの良いデザインをいろいろ作れるようになります。はい。
デザインはロゴだったり、パターンだったり、アイコンだったり、その他いろいろなシチュエーションで使えるデザインです。
てか実は「少ない手数・工数で、最低限の時間で良いデザインを作る」という本の基本コンセプトがこの本を買った一番の理由でもあったりしました。コスパはやっぱ重要ですのでね(^^)/
イラレの新機能も学べる
この本(Illustratorおいしいネタ事典)は、初版が2016年3月(つまり去年)と比較的まだ新しいので、Illustratorの新バージョン(CC)の新機能を学べます。というか学べました。
自分はAdobe Creative Cloudを契約していて今使ってるイラレのバージョンはCC(2014)ですが、この本で紹介されている機能や画面説明は、自分の使っているイラレバージョンCC(2014)で全て実現性・再現性がありました。
「へ~、こんな機能あるんだ~。こんな使い方あるんだ~。」というイラレの便利な新機能も学べるので、そういった点でも非常に満足のいく良い内容でした。
ちなみに現時点(2017年3月)でのイラレの最新バージョンはCC(2017)ですけど、この本の場合、使っているイラレのバージョンがCC以降なら基本的に対応していると思います。
この本の冒頭の但し書きには「※本書掲載のテクニックを実践するには、Adobe Illustrator(CS3/CS4/CS5/CC)が必要です。」と記載がありましたが、CS5以前だとだいぶん古いのでもしかしあら対応していない機能もあるかもですけどね。
イラレ完全初心者にはオススメしません
自分の場合、いちおうIllustrator(イラレ)は基本操作は習得済みの状態でこの本を読んでいるので、イラレの機能を使ったデザインネタの引き出しを増やしたり、イラレの機能の復習にこの本はちょうど良かったんですけど、正直なところイラレの完全初心者にはオススメできる本ではありません。というのも、基本操作方法に関しての解説は載ってないからです。
あくまで、イラレの基本操作を習得している人が、グラフィックデザイン・WEBデザイン等で実践的に使えるデザインネタの引き出しを増やしたり、デザインテクニックのスキルアップを図るために非常に役立つ本だと思います。
なんで、イラレ完全初心者の人はこの本には手を出さないほうが良いです。一冊目がこの本だと挫折する可能性が高いです。
逆に、イラレの基本操作を習得して次のステップに行きたい人にはちょうど良い内容だと思います。
ちなみに、本で紹介されている完成デザインサンプルのデータ(CD/DVD/ダウンロードデータ等)は本には含まれていませんので、そこはあしからずで。
イラレでこんなデザインのネタが作れるようになります
最後にこの本を最後まで独習すれば、イラレでこんな感じのデザイン(パーツ・パターン・イラスト等)が出来ますよ、というのを最後に少し紹介したいと思います。文章の説明より実際のデザインデータを見てもらったほうが早いと思いますので(^^)/
下記のデザインサンプル一覧は、実際に自分がこの本で独習した際に作った練習デザインデータをjpg画像で書き出したものです。
ご参考までにご覧くださいまし↓
yossy的まとめ
「Illustratorおいしいネタ事典」はイラレの基本操作は習得済みで、これからデザインネタの引き出しを増やしたい人、イラレのデザインテクニックを学びたい人には特におすすめの参考書だと思いますよ(※ただしイラレ完全初心者にはオススメしません)
「簡単に作れるセンスのよいデザインネタの数々」をこの本で一度勉強してみては(^^)/脱・イラレ初心者の一冊です。