あんないつもお尻に優しいウォシュレットがまさか凶器に変わるとは・・。
つい先日、そう思う事件が発生した。
今回は私ヨッシーの自宅トイレでの恐怖体験談をお話したいと思う。
ウォシュレットが止まらない!トイレ恐怖体験談
それはつい先日、2017/11/23(木)、勤労感謝の祭日の朝に起きた。
いつも通り起床後にリビングのソファーでテレビをながら観しながら朝食を一人で食べ終える。
そして身支度(歯磨き・着替えなど)をして、お腹をすっきりさせるべくトイレに。私は基本的に毎日快便だ。
ちなみに我が家のトイレは洋式トイレでウォシュレットがついている。
この家に引っ越したのは小学生の時だから、それ以来ずっとトイレはウォシュレット生活を送ってきている。
もはや、私にとって「ノーミュージック・ノーライフ」よろしく「ノーウォシュレット・ノートイレ」という感覚になって久しい。
植村花菜という歌手が「トイレの神様」という曲を歌っていたが、自分にとっては「トイレの神様はウォシュレット」だというぐらいに崇拝している存在である。トイレの神様だけにね(ハンバ~~グ!!スピードワゴン井戸田風)。
さて、話を元に戻す。トイレの便座に座って、事をする。
「ん~、今日の朝もすっきり爽快。快便だ。今日もいい一日になりますように。」
そんな調子で事を終え、いつも通りの流れで洋式トイレに座って左手側の壁に備え付けられているウォシュレットの操作パネルの「おしりボタン」を押した。
ポチっと。
動作音のすぐ後に、これまたいつも通りに便座下からウォシュレットのノズルが伸びてきて、ノズルから水流をピンポイントにお尻に放つ。
やはり、ウォシュレットのある生活は素晴らしい。日本に生まれて良かった。そう思う瞬間である。
さて、30秒ぐらい経っただろうか。
もうそろそろ大丈夫と思い、ウォシュレットの操作パネルの「止める」ボタンを押した。
ポチっと。
・・・。
あれ、水が止まらない。
もういっかいポチっと。
・・・・・・。
むむ、水が止まらない(汗)
さらにもういっかいポチっと。
・・・・・・・・・。
ふげーーー、水が止まらんやんけ~~~!!!(滝汗)
そう、操作パネルが不調なのか故障なのかは知らないが、「止める」ボタンが反応しなくなってしまったのだ。
ヤバイ、ヤバすぎる( ゚Д゚)
この異常事態に一気に青ざめる自分。ちびまる子でいうなら両目の下に縦線が何本も入っている状態だ。
少し時間を置いてから再度「止める」ボタンを押すという作業を数回繰り返してみたが、やはり水は止まらない。
こうなると、冷静さを失いパニック状態に陥った。
無駄だと分かっているのに、ウォシュレットの操作パネルについている全てのボタンをダメもとで押しまくる。ポチポチポチポチポチポチ。
が、ボタンは一切反応せず。撃沈。んぐぐ。。
でもここで妙案を思い浮かんだ。
もしかしたら、パソコンがフリーズした時に3つのボタン(Ctrl+Alt+Deleteの)を同時に押したり、ボタンの長押しで強制終了できるように、ウォシュレットも同様のボタン操作で強制終了できるのではないだろうか?!
というわけで、またウォシュレットの操作パネルについているボタンを長押ししてみたり、同時にいくつかのボタンを押してみたりした。
が、水はやはり止まらない。
「特急電車が一切最寄り駅に止まらなくなってもいいから、ウォシュレットだけは止まってーーー!」
この時ほど切実にそう思ったことは今までにない(>_<)
もう3分以上は経過しただろうか。
薬は適切な使用量で服用すれば効用があるが、過度に使用量を超えた場合は逆に有害であったりする。
それと同じように、私はウォシュレット愛好家だが、ウォシュレットにも適度な使用時間というものがあり、3分という時間はもはやすでに過度の使用時間になってしまっていたのだ。
とにもかくにも、お尻がだいぶ痛くなってきたのである(涙)
しかも水の勢いは5段階中の5で一番強い状態。当然、水の勢いも操作パネルの全てのボタンが一切反応しないため変えられない。
トイレで一人、お尻へ強めの水を集中砲火で浴びながら、うなだれる自分。
でもここでまたまた妙案が思い浮かんだ。
そういえば、便座から身体を浮かせば、何らかのセンサー?が反応してウォシュレットの水は止まっていたのを思い出したのだ。
どういう仕組みかは詳しく知らないが、たしかそういう仕組みだったはず!
これだ!と思い、便座からゆっくりと腰を浮かしてみると・・・
駄目だーーー!!水が止まらない!!こっちもバカになっちゃってる(>_<)
絶望の風景とはこういうことだろうか。今年一番の絶望かもしれない。
誰かーーー、ウォシュレットを止めてくれーーー!!
既に5分程度は経過していただろう。お尻(正確には肛門)の痛みは増すばかり。
お尻に強めの水を噴射され苦渋の顔で解決策を考える自分。
そして最後の作戦が思い浮かんだ。もうこれしかない。腹をくくろう。作戦の流れは以下の通りだ。
②腰を上げるとほぼ同時に片手に持ったその防御壁でノズルからの水の噴射を受け止める。
③その隙にもう片方の手でトイレの上フタを素早く一気に締める。
④その後、リフォームが詳しい近所のお知り合い、もしくはトイレリフォーム業者に連絡して対処する。
恐らく、②③の過程において、ズボン・パンツ、そしてトイレの床下マット・壁紙クロスが若干の水濡れになる被害はまぬがれないが、もうこれしか方法がない。
というか、お尻の痛みが限界だ。こんな強い水流をこれ以上浴び続けれたら、また痔が再発しそうだ。第三次・痔戦争がお尻に勃発してしまう事態の悪化だけはどうしても避けたいところだ。
というわけで覚悟を決めて作戦を決行する準備をする。この作戦においては②③のステップをいかにスピーディーにやるかがカギになる。
とりあえず①トイレットペーパーの防御壁の作成は完了。
お次は②③のステップを素早く実行するぞ。ごくり。
でも、その前にダメもとで最後にウォシュレットの操作パネルの「止めるボタン」を押してみることに。
ポチッと。
・・・・・・。
はい?!水が止まったんすけど!!メイクミラクル!!よっしゃーーーーー!!
そんなこんなで、この「ウォシュレットが止まらない事件」はあっさりと幕を閉じたのである。
でもまさか、あんないつもお尻に優しいウォシュレットがまさかこんな凶器に変わるとはである。
ヒトだけでなく、モノもみかけによらないのだ。包丁よろしく使い方を間違えれば凶器になることだってあるということだ。
ちなみにこの出来事は約7分ほどの短い時間の出来事だったが、私には永遠のように長く感じられるほどの時間だったことも付け加えておく。
【教訓】ウォシュレットの電池残量が少なくなったら電池交換すべし
ちなみにウォシュレット止まらない事件のすぐ後に、ウォシュレットの操作パネルを取り外し、背面から単三乾電池(3個)を交換したら、正常にボタン動作が効くようになった。そんなわけで、特に業者などに連絡せずに解決した次第である。
つまるところ、ウォシュレットが止まらくなった原因は、ウォシュレットの操作パネルの電池残量がゼロ or 非常に残り僅かになっていたので、ボタン操作が反応しなくなったという単純明快な理由である(最後に水が止まってくれたのは本当に運が良かっただけだと思っている)。
今思えば、予兆というかシグナルはあった。
数週間前から、操作パネルの液晶部分に携帯電話のバッテリー残量が少なくなった時に表示されるようなマークが表示されるようになったにも関わらず、ぼーっと見逃していたのだ。そのツケが今回回ってきたのである。
とりあえず、今回のトイレ恐怖体験を通して学んだ最大の教訓は「ウォシュレットの液晶パネル電池残量が少なくなったらすぐに電池交換すべし」ということである。
そして、最後に皆さん、この話をここまで読んで他人ごとだといって笑ってはいけない。
今日あなたの自宅のトレイでもウォシュレットが止まらなくなる可能性もあるのだから(世にも奇妙な物語風)。
おしまい。