先日(2019/4/15)、ドコモが2019年6月からの新料金プラン(ギガホとギガライト)の提供開始を発表しました。
この音声通話とデータ通信が一体となった2つの新料金プランに関して、つい先日iPhone XS Maxに機種変更したドコモスマホユーザの自分としては、今自分が契約中の現料金プラン(旧料金プラン)との新料金プランの月々料金の違いが一番気になるわけでして。
いずれにしても一度、料金を比較検証してみないことには答えが出ないので、またいつものごとく新旧の料金プランを比較シミュレーションしてみることにしました。
というわけで、ドコモスマホユーザで料金プランの変更を検討中の人の参考になれば幸いです(^^)/
果たしてどっちが安くなるのかしらん。
【月々料金比較】ウルトラデータLパック vs ギガホ
今回比較するのは、自分が現在契約中の現料金プラン(ウルトラデータLパック/月20GB)と新料金プラン(ギガホ/月30GB)です。
ウルトラデータLパックをギガホと比較する理由は、この大容量パケットユーザ向けプランである「ウルトラデータLパック」の月の利用可能データ使用量(20GB)に対応する新料金プランが「ギガホ(月30GB)」だからです。
ギガライトだと上限が月7GBなので(超えた場合は速度制限)、自分の現在のデータ利用状況(月々7GB以上~20GB未満の利用状況)だと容量的に足りません。
逆にいうと、小~中容量パケットユーザ向けの現料金プラン「ベーシックパック」に加入している人は、新料金プラン「ギガライト」と比較するのが良いと思います。
【参考記事】
【ドコモ新旧料金プラン比較】ベーシックパックvsギガライト
はい。それでは、新旧料金プランの月々料金を「スマホ機種変更後の1・2年目(端末代金支払い中の期間)」と「3年目以降(端末代金支払済みの期間)」の2パターンで以下それぞれ比較検証してみたいと思います。
スマホ機種変更後1・2年目の場合(端末代金支払い中)
旧料金プラン (現在契約中の料金プラン) |
新料金プラン | ||
---|---|---|---|
spモード利用料 | ¥300 | ギガホ (30GB) |
¥6,980 |
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) | ¥2,700 | かけ放題オプション | ¥1,700 |
ウルトラデータLパック(20GB) | ¥6,000 | みんなドコモ割 (2回線) |
¥-500 |
端末等代金分割支払金 (全24回/iPhone XS Max)* |
¥7,479 | 端末等代金分割支払金 (全24回/iPhone XS Max)* |
¥7,479 |
月々サポート (全24回/iPhone XS Max)* |
¥-2,457 | ||
月々の料金合計 | ¥14,022 | 月々の料金合計 | ¥15,659 |
結論 | 月々¥1,637安い |
※「*」の項目以外は税別表記です
※ずっとドコモ割プラスは今回除外しています
※通話・通信と関係のないオプションサービスは除外しています
※みんなドコモ割は家族2人で利用中なので2回線の前提です
ちなみに自分の場合、今月(2019年4月)にiPhone XS Maxに機種変更したので、今後24ヶ月(2年間)は端末代金の分割払いが続くので、今後2年間の月々の料金は上記表の左の旧料金プラン(ウルトラデータLパック)に該当します。
で、もう先に結論を言いますと、スマホ機種変更して端末代分割払いが発生している1・2年目の期間においては、旧料金プラン(ウルトラデータLパック)のほうが新料金プラン(ギガホ)よりも月々料金が1,637円安くてお得という結果になりました。
ギガホの場合、確かに音声通話+データ通信の部分の料金だけで見れば月々料金は安くなります(ギガホ+かけ放題オプション+みんなドコモ割の総計)。
ただ今の旧料金プランから新料金プラン(ギガホやギガライト)に変更してしまうと、機種変更時の割引サービスである「月々サポート(全24回※-2,457円割引)」の適用が除外されてしまうため、結果的に月々料金が高くなってしまい、逆に料金が高くなってしまうというカラクリです。
月々サポートの割引額は購入した機種によって違いはありますが、月々2,000円以上の割引額になっているケースが多いので、自分の場合はiPhone XS Maxですが、他のスマホ機種を機種変更で使っている人もウルトラデータLパックプランをギガホにプラン変更すると、同様に月々料金が高くなってしまうと思います。
ちなみに、2019年6月以降も旧料金プランから別の旧料金プランへの変更ならば、月々サポートの適用は継続出来るので、もしウルトラデータLパック(20GB)のユーザが携帯の使い方が変化して毎月のデータ使用量が7GB未満におさまるようになったならば、旧料金プランをベーシックパックなどのプランに変更するのは全然ありですし、逆に月々の料金も安くなるので良いと思います。
というわけで自分の結論としては、スマホの端末代金の分割払い(24回)が発生している1・2年目は新料金プラン(ギガホ)よりも現料金プラン(ウルトラデータLパック)のほうが月々の料金が安いので、プラン変更せずにそのままウルトラデータLパックを継続する予定です。
もし、データ通信の利用状況が増減するような場合でも、月々サポートをそのまま継続出来るように旧料金プラン(ベーシックパック、ベーシックシェアパックなど)にプラン変更することで対処しようとと思います(^^)/
スマホ機種変更後3年目以降の場合(端末代金支払い済み)
最後に、スマホの端末代金の支払いが終わった後の3年目以降においては、新旧どちらの料金プランがお得になるのかも比較検証してみました。
旧料金プラン (現在契約中の料金プラン) |
新料金プラン | ||
---|---|---|---|
spモード利用料 | ¥300 | ギガホ (30GB) |
¥6,980 |
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) | ¥2,700 | かけ放題オプション | ¥1,700 |
ウルトラデータLパック(20GB) | ¥6,000 | みんなドコモ割 (2回線) |
¥-500 |
月々の料金合計 | ¥9,000 | 月々の料金合計 | ¥8,180 |
結論 | 月々¥-820 安い |
上記1・2年目の料金プランと比較した場合、3年目以降は新旧料金プランともに「端末等代金分割支払金(スマホ機種の分割払い)」がなくなり、旧料金プランからはさらに月々サポートもなくなって、純粋に音声通話とデータ通信だけの料金体系になります。
そうなると、1・2年目とは逆に新料金プランのギガホのほうが旧料金プランのウルトラデータLパックよりも月々料金が820円ほど安くなる試算になりました。
しかもギガホのほうがデータ使用量が月々10GBも多く使えるので、データ使用量的にもお得です。
ちなみに新料金プランで適用される「みんなドコモ割」という割引ですが、こちらはファミリー登録(家族登録)している契約回線数が2回線の場合は月々500円割引、3回線以上なら月々1000円割引になる割引サービスです。
自分のケースだと、自分と母の2人の2回線なので月々500円割引になるという感じです。
というわけで自分的には、スマホの端末代金の支払いが終わる3年目以降になったら、月々料金が安くなる新料金プランのギガホにプラン変更する予定ですね。はい。
以上、ドコモの新旧料金プランの月々料金の比較(ウルトラデータLパック vs ギガホ」でした~。
何らか参考になれば幸いです(^^)/