昨日(2017/5/24)にドコモの2017年夏モデルのスマホ・タブレット最新機種のニュースリリースとあわせて、新たに割安なスマホ料金プラン「docomo with」の発表もありましたね。ドコモスマホの最安料金プランに関しては少し前に書いたばかりですが【ドコモスマホを一番安い料金プランで使う月々料金シュミレーション(2017年2月以降)】、今回発表された新料金プラン(2017年6月以降開始)でさらにスマホ料金が安くなるようなので、また本記事で書いてみることしました。
というわけで、今回は「ドコモスマホを一番安い料金プランで使う月々料金シュミレーション(2017年6月以降/docomo with)」と題して書きたいと思います。
ドコモスマホユーザは要チェックですよん(^^)/
ドコモスマホの最安料金プラン(2017年5月以前)
前述の通り、これまで(2017年5月以前)はドコモでスマホを使う場合は下記のいずれかの料金プランの組み合わせが最安料金プランでした。
(※料金は全て税別表記)
(a)パターン | 料金 | (b)パターン | 料金 |
---|---|---|---|
カケホーダイプラン | 2, 700円 | カケホーダイライトプラン | 1, 700円 |
データSパック(2GB) | 3, 500円 | データSパック(2GB) | 3, 500円 |
spモード | 300円 | spモード | 300円 |
発信通話料 | 0円 | 5分以上の発信通話料 | 30秒20円 |
月々料金 | 6,500円 | 月々料金 | 5,500円~ |
つまり、長電話な人は(a)カケホーダイプラン、通話時間が短い人は(b)カケホーダイライトプランが月々の最安料金プランという感じです。
自分もドコモのスマホユーザ(iPhone 7 Plus)ですが、(a)パターンで長らく使ってきました。
ドコモスマホの最安料金プラン(2017年6月以降/docomo with利用)
そこに今回新たに2017年6月以降は「docomo with」という新料金プランが利用できるようになりました。
docomo withの利用条件や詳細は後述するとして、このdocomo withを利用すると月々のスマホ料金がどう変わるかを先に紹介したいと思います。また表にまとめてみました↓
(c)パターン | 料金 | (d)パターン | 料金 |
---|---|---|---|
カケホーダイプラン | 2, 700円 | カケホーダイライトプラン | 1, 700円 |
データSパック(2GB) | 3, 500円 | データSパック(2GB) | 3, 500円 |
spモード | 300円 | spモード | 300円 |
発信通話料 | 0円 | 5分以上の発信通話料 | 30秒20円 |
docomo with | -1,500円 | docomo with | -1,500円 |
月々料金 | 5,000円 | 月々料金 | 4,000円~ |
docomo withの料金プランが適用できれば、カケホーダイプランにしろカケホーダイライトプランにしろ、上述のこれまで(2017年5月以前)のスマホ最安料金よりも毎月1,500円ほど安くなります。年間だと18,000円ですから、なかなかの料金的にお得といえそうです。
しかも、この1,500円の割引金額は期間限定のものではく、”docomo withの適用条件”を満たしている間は永久的に適用されます。
ちなみに、docomo withの月々の1,500円割引は上記の通話プラン+通信プラン以外の組み合わせでも利用可能です。
通話プランは家族利用のシンプルプランでも利用可能ですし、通信プラン(パケットパック)は一人利用のデータパック(M/L)、ウルトラデータパック(L/LL)、家族利用のシェアパック(5/10/15/20/30)・ウルトラシェアパック(30/50/100)、ビジネス用途のビジネスシェアパック(5~3000)・ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100)でも利用可能です。
つまるところ、ドコモのスマホ料金プラン(Xi)なら基本的にどの組み合わせでもdocomo withを利用可能です。
新料金プラン「docomo with」について
というわけで、最後に新料金プラン「docomo with」についてもう少し詳しく触れていきますね。
上記で紹介した通り、このdocomo withを使うとこれまでの月々スマホ最安料金よりも毎月1,500円安く利用できます。
ちなみに「docomo with」とは「ドコモの対象スマホを購入することで、料金が毎月1,500円割引となる料金プラン」です。
個人的には料金プランというよりか、割引サービスみたいな感じで捉えていますけどね。
利用条件はdocomo with対象スマホを購入すること
このdocomo withは、新規契約/MNP(他社から乗り換え)/既存ドコモユーザの機種変更、いずれのケースでもOKですが、利用条件(適用条件)は「docomo with対象スマホ」を購入することです。
このdocomo with対象スマホを購入することで、上記で紹介したように月々のスマホ料金が毎月1,500円割引で利用できるようになります。
ちなみにdocomo withが適用できる対象スマホは現時点では、今回2017年夏モデルとして発売されたスマホ最新機種の中では2機種です。
arrows Be F-05J(¥28,512税込)とGalaxy Feel SC-04J(¥36,288税込)です(※ドコモオンライショップ価格参照)。
恐らく、今後はドコモで新作スマホが発売されるごとにdocomo with対象スマホのラインアップは拡充して増えていくと思いますが、現時点では上記の2機種のみです。
こんなドコモユーザにdocomo withがオススメ
どんなドコモユーザにdocomo withがオススメなのか考えてみました。
で、自分の結論としては、「(1)ドコモでスマホを最安料金で使いたい人で、(2)ハイスペック(高性能)なスマホでなくて構わない人で、(3)同じスマホを長く継続利用したい人」にdocomo withはオススメだな、と。
一応、そう思った理由も以下書きますね。
(1)ドコモでスマホを最安料金で使いたい人
上述の通りですが、現時点ではdocomo with対象スマホを購入すればドコモスマホは月々最安料金で利用できるので、ドコモで月々の携帯料金のコストを最優先するなら、docomo with対象スマホを購入してdocomo withの料金プラン(≒割引)を利用したほうが良いですね。はい。
(2)ハイスペック(高性能)なスマホでなくて構わない人
ただ、docomo with対象スマホである現状の2機種【arrows Be F-05JとGalaxy Feel SC-04J】はスペック的(価格面や性能面)にドコモのスマホ機種ラインアップの中ではハイスペックモデルというわけではないです。
arrows Be F-05Jはロースペック(初心者エントリーモデル)、Galaxy Feel SC-04Jはミドルスペック(中位モデル)かな、というのが個人的な印象です。
そして、docomo withは機種購入自体に関する割引がないのを考えると、今後docomo with対象スマホに投入されてくる新機種もロースペック・ミドルスペックのモデルが中心になってくるんじゃないかなと。
なので、スマホは使いたいけど、スマホの基本機能を最低限使えれば大丈夫という人や、スマホ初心者の人に良いのかなと思ってます。
逆に、最新のiPhoneや高性能Androidスマホを使いたい人は向いてないですね。はい。
(3)同じスマホを長く継続利用したい人
このdocomo withの注意点でもあるのですが、docomo with対象スマホの購入にあたっては、他のスマホを購入する時のように”機種端末代金の負担を24カ月(2年間)にわたって割引される月々サポートのようなサービスがありません。
なので、上記のdocomo with対象スマホの場合は、スマホの機種端末代金は一括で払うか分割払い(24回)で払う必要があります。
一括でも分割でも端末価格は変わらないので分割払い(24回)にする人が多いと思いますが、たとえば現状の2機種(arrows Be F-05JとGalaxy Feel SC-04J)を分割払い(24回)にする場合、arrows Be F-05Jが本体価格¥28,512(税込)→分割払い/月1,188円、Galaxy Feel SC-04Jが本体価格¥36,288(税込)→分割払い/月1,595円の支払いが、スマホ購入後の2年間(24か月)は月々料金に加算される点は注意が必要です。
上記表【ドコモスマホの最安料金プラン(2017年6月以降)】の場合でも、スマホ購入後の2年間は”機種端末の分割払いの料金”を月々料金に加算して考える必要があります。
ただ3年目以降は機種代金の分割払いが終了するので、上記表【ドコモスマホの最安料金プラン(2017年6月以降)】に記載した通りの料金になります。
そして、4年目・5年目・・と年数が経過しても、その同じスマホをずっと継続利用していれば、永続的にdocomo withの月々の割引(-1,500円)が適用され続けるので、docomo with対象スマホでないスマホを購入して使っているユーザと月々スマホ料金を比べると、かなり料金的な違いが出てきます。月々1,500円の違いは年間18,000円の違いなので、結構大きいですよね。
docomo with利用後の機種変更
docomo with対象スマホへの機種変更ならdocomo withは継続可能
ちなみにdocomo with対象スマホを最初に購入して長らく(or短く)使った後に、その後に機種変更する際の話ですが、docomo with対象スマホに機種変更する場合は、docomo withは継続利用することができます。つまり、docomo withの月々-1,500円の割引を継続して利用できます。
逆にdocomo withの対象でないスマホに機種変更した場合は、docomo withの適用が外れるので、月々-1,500円の割引は適用されなくなります。
ただ上述の通り、docomo with対象スマホの購入にあたっては、他のスマホ購入時のように端末代金の負担を軽減してくれる月々サポートが利用できないので、docomo with対象スマホの端末代金は割引購入はできない点は注意が必要です。支払いはまた一括か分割払い(24回)で選ぶことになります。
docomo with対象スマホへ機種変更せずにdocomo withを継続する裏技
裏技的かもですが、docomo with対象でないスマホに機種変更してdocomo withを継続利用することも実は可能です。
SIMフリースマホをネット通販や中古携帯ショップ等で自前で手配して、SIMカードを自分で入れ替えて使えばOKです。
家族や知人でSIMフリースマホを使ってる人がいるなら、それを譲りうけて使うのもありですね。
もし新旧スマホでSIMカードのサイズが違う場合は、ドコモショップに行けば¥2,000(税別)でSIMカード変更してもらえます。
そして、ドコモの中古iPhoneや中古Androidへの機種変更でもdocomo withを継続できるかは気になるところですが、これに関してはそれらの中古ドコモスマホ端末が「月々サポート(分割)や端末購入割引(一括)の割引サポートを適用しないで購入している端末」ならばdocomo withを継続できるようです。でも、ドコモユーザの場合(自分もですが)、ドコモでスマホを購入する時にそれらの端末割引は使って購入している人が大半なので、まず無理だと考えたほうが良さげですね。残念<(_ _)>
逆にドコモ以外の他キャリア(au/ソフトバンク/格安SIM等)で月々サポートで購入したiPhoneやAndroidスマホなら、SIMロック解除さえしてしまっていれば(つまりSIMフリースマホ状態)、それらの端末への機種変更ならdocomo withは継続利用できるようです。なんか皮肉な話ですが、そういうルールのようです。
ヨッシー的まとめ
以上、「ドコモスマホを一番安い料金プランで使う月々料金シュミレーション(2017年6月以降/docomo with)」でした。
ドコモスマホを最安料金で使いたい人は今後はdocomo with対象スマホの購入・機種変更を検討してみると良いと思いますよ。
docomo withなら従来のドコモスマホ料金よりも単純計算で月々1,500円、年間18,000円ほど安く利用できますので(^^)/