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B’z 松本孝弘(TAK)のギタープレイ考察論

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ひょんな事から久しぶりにB’zのライブに行くことになりまして。2018/9/6(木)の豊田スタジアムで行われる「LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI」に。アルバムツアーと違って5年に1回行われるPleasureツアーなので、昔懐かしの曲も演奏してくれるだそうし、今から非常に楽しみです(^^)/

そんなこともあって、今回は自称・素人へっぽこギタリスト(自称)の私ヨッシーが敬愛して止まない「B’zのギタリスト 松本孝弘(TAK)のギタープレイに関する考察論」を今回は書いてみようかなと思います。
B’zのアルバムは欠かさず全部聴いてるし(生まれて初めて購入したのがIN THE LIFE)、ライブも何度か観に行ったし、20代の頃はB’zのバンドスコアを購入して曲のコピーにいそしんでいたりして、自分なりにTAKのギタープレイの特徴は理解しているつもりなので、いい機会なので書いてみようかなと思います(^^)/

目次

B’z 松本孝弘のギタープレイ考察論

メロディアスなギターフレーズ

B’zの曲のギターソロやイントロ・アウトロのフレーズを聴いてるとよく分かりますけど、TAKのギタープレイは歌っているかのようなメロディアスなフレーズが際立ちます。
Mステでお馴染みのこのギターインスト曲↑なんかは分かりやすい例だと思いますけど、TAKのギターが主旋律のメロディを全編弾き倒しているわけですが、まるでボーカルが歌っているかのように叙情的でエモーショナルなギターフレーズを奏でます。

TAKがギター演奏のテクニックが秀逸なのは言うまでもないことですが(以下で後述)、テクニックに加えて歌心のあるメロディアスなギターフレーズを弾くところに個人的には特に魅力を感じますね。

ハードロック・メタル系のバンドだとひたすらずっと叫ぶだけのシャウト系だったり、メロディーをさほど重視しないバンドとかも割といますけど、B’zの場合、サウンドはヘビーなバンドサウンドだったりしても、曲のメロディー(稲葉さんが歌うメロディライン)はとてもキャッチーで良いんですよね、いつの時代も。そんなB’zの曲の作曲はTAKが全て担当しているわけで、つまりTAK自身が曲のボーカルメロディーもギターソロにおいてもメロディーをとても重視しているんだろうなと感じます。

ちなみB’zの曲の中でも特にメロディアスで気に入っているギターソロが入ってる曲を少しだけ挙げると、「THE GAMBLER」「さよならなんかは言わせない」「HOME」「Brotherhood」「ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~」とかは超オススメですね。はい。

演奏テクニックが凄い

TAKは世界的なギターメーカー「ギブソン」から世界で5人目(1999年時点)のシグネイチャー・アーティストに選ばれた日本を代表するギタリストの一人なので今更言うまでもないですが、TAKのギタープレイの演奏テクニックは凄いです。ゴイスーです。
ギターソロでの高速な速弾き、タイトで正確無比なカッティングやリフ等々。本当に素晴らしいものがあります。
技術的に細かくいうと、チョーキングの音程、ビブラードの揺らし、ハンマリング&プリング&スライドを連続した滑らかな運指などなど。
てか自分も昔はB’zの曲をいろいろとコピーしていたので、TAKのギタープレイからフレーズの手癖・リズムパターン・オブリガードの入れ方・曲のコード進行など本当にいろいろと学びましたね(学びを全然活かせていないのは許していただきたい)。

演奏テクニックついでにいうと、TAKはライブでも全然演奏をミスりませんね。
ライブを観てもライブ動画を観ても、ギターをミスったりリズムが狂ってるのを見たことがないので。本当にプロフェッショナルなギタリストだなと思う次第です。

演奏スタイルがオールラウンド

あと、ギターの演奏法・スタイルが一辺倒に偏っていないというか、オールラウンダーにプレイできるのも特徴ですね。
TAK本人のルーツであるハードロックを基本に持ちつつも、曲に合わせていろいろな演奏アプローチ(ロック・ブルース・ジャジー等)をもっているなと感じます。
たとえば、ギリギリchopのような超ヘビーなロックな曲、愛のバクダンのようなノリノリ8ビートのご機嫌ロックな曲、恋心のようなポップな曲、ブルージーな朝のようなジャジーな曲、Liar! Liar!のようなデジタルロックな曲、ハピネスのようなミディアムバラード曲、もうかりまっかみたいなブルースな曲、RINGのような和音階を感じさせるマイナーバラード曲、DEEP KISSのようなゴリゴリなリフの曲、恋のサマーセッションのような3連のスカみたいな曲、ラリーカールトンと共作したフュージョンテイストなご機嫌なインスト曲「JAZZY BULLETS」などなど。
挙げればきりがありませんが、それぞれの曲の雰囲気に合うギター演奏をすることができます。
それも演奏テクニック・音楽の知識の引出しが多いから、曲に対していろいろなアプローチが取れるんでしょうけども。
てか、これだけオールラウンドにギタープレイができるのは、TAKがB’zを始める以前に音楽専門学校に行っていたことや、サポートミュージシャン(浜田麻里・TM NETWORK)と活動していた事が関係あるのかもしれません。

唯一独自のギタートーン

ギターの演奏法でもTAKのよく使う手癖フレーズは特徴的なので聴けば分かりますが、それと同様にギターのトーン(音色)も唯一独自の個性的な音色です。イントロが始まれば「あ、これはTAKのギターだ」と分かるレベルに個性的です。
ちょっと言葉で表現しづらいのですけども、あの太くてコシがあって伸びる感じのあの音です。
特にディストーションサウンドでギターソロを弾くときのあの音は本当に耳に心地よいですな。

B’zやTAKのソロプロジェクトで一緒にレコーディング・ライブするミュージシャンにも「TAKはトーンだ」と言われているみたいだし、TAK本人も「自分の一番のポイントはトーン」だと言っているので、TAKのギタートーンは自他ともに認めるところですね。

TAKの機材レポートなどの記事なんかを読んでみても、どうやらTAK本人とギターテックの人とで試行錯誤しながら作り上げてるトーンを作り上げているようです。ギター・アンプ・エフェクター等の楽器機材選定からその設定であの音が再現されるんでしょうが、自分みたいなギターの音作りが超適当な人間にはあのような綺麗なトーンは未来永劫に作り出せないなぁと完全に諦めている次第です(苦笑)

あとギタートーン繋がりでいうと、曲によってはAメロ・Bメロ・Cサビでギターのトーンをエフェクター類で曲の雰囲気に合わせてガラッと変える感じも好きですね。クリーントーン・ディレイ・コーラス・ワウ・ディストーションのサウンドを巧みに切り替えたり組み合わせるところが。曲でいうとNew Messageなんか最高ですね。

ヨッシー的まとめ

以上、B’z 松本孝弘(TAK)のギタープレイ考察論でした~。
ちょっと自分のつたない文章だとTAKのギタリストとしての素晴らしさを全然伝えきれないのがもどかしいですが、TAKのギタープレイの凄さが少しでも知ってもらえたならこれ幸いです(^^)/

てか、B’zは1988年デビューで今年が2018年なので、もう30年も音楽活動してるんですね。
アルバムもコンスタントに出しながらライブも毎年して、それでもって未だに日本の音楽シーンの最前線で活躍しているB’zの二人を見ると、本当に凄いなと思うし、これからもずっと頑張って欲しいなぁといちファンとしては思う次第です。
「お前がもっと頑張れや!」という突っ込みは華麗にスルーさせて頂きたい所存です(笑)

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yossy(ヨッシー)
岐阜県なんちゃってブロガー
岐阜県美濃加茂市在住の田舎人(♂)。
好きなことはギター・音楽・カフェ・グルメ巡りです。
2015年2月から自分への備忘録・雑記としてこのブログを始めました。
普段の日常生活で起きたこと、感じたこと、思ったことを気まぐれに不定期更新で書いてます。
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