水曜日のダウンタウンじゃないけど、私ヨッシーが最近唱えたい説があるんですけども。
それは「バンドやってる人が最近減ってるんじゃないか説」です。
かくいう自分も個人的趣味でやってたアマチュアバンドを辞めてもう8年ほど経過するので、バンドやってない側の人なんですけども。
世間ではプロミュージシャンのバンドマン達は日本各所で開催されている様々な音楽フェス(フジロック/サマーソニック/ロック・イン・ジャパン等々)で大活躍だし、お客さんもたくさん足を運んでいて大賑わいな状況という気がするんだけど、一方でアマチュアで、つまり趣味レベルでバンドやってる人って最近減ってるんじゃないか?という気がするわけです。老若何女問わずに。
バンドメンバー募集サイト「with9」でバンドメンバーは簡単に探せた2000年代
ちなみに自分は大学で軽音楽部に入り、バンドを初めて組んで、エレキギターを弾いてました。ギターが楽しくなったのはその頃からですね。大学時代はOASIS、GRAPEVINE、TRICERATOPS、ミスチルなんかのコピーバンドをやったりして。
大学卒業後の20代の頃(2000年代)も趣味でまたバンドを組んでやってました。
で、バンドを組むには当然各パート(ボーカル・ベース・ドラム等)のメンバー集めをする必要があるわけですが、既にその頃にはインターネットのバンドメンバー募集サイトが普及していたので、そいつを積極的に活用してました。はい。
なので、社会人になってから自分が組んだ全てのバンドは、バンドメンバー募集サイト経由でメンバー募集記事に応募してバンドに加入したり、自分でメンバー募集の記事を出して誰かが応募してくれてバンドに加入してもらったり、みたいな感じでしたね。
そしてその当時、自分が愛用していたのがwith9というバンドメンバー募集サイトです。
このwith9にバンドメンバー募集の記事を載せれば、記事を見たバンドやりたい人が応募・問い合わせしてくれたりと、割とすんなりとバンドメンバーを探すことができて非常に重宝してました。
例えば、「エリア/岐阜県、募集パート/ボーカル、方向性/アマチュア、本文/可児市の〇〇〇スタジオで隔週でやってる趣味バンドです。曲はオリジナルをやってます。音楽的にはポップ&ロックです。好きな音楽はOASISです。宜しければ・・・。」みたいな感じでメンバー募集記事を挙げれば、反応よく誰かが応募してくれたりしてました。
もちろん、ドラム人口はギター・ベースより少ないのでなかなか応募が集まりにくかったりしましたが、それでも待ってれば誰かが応募してくれたりもしました。
また他の人が出しているメンバー募集記事やバンド加入希望の記事も地元(岐阜県エリア)でも結構ありました。
ともかく、当時はバンドメンバーはwith9を使えば割と簡単に探せるもんだという認識でした。
だから、当時のwith9は自分にとって神サイト的な存在でした。
そして2017年現在。with9が過疎ってる件
最後にやっていたバンドが30歳ぐらい時だから、約8年ぐらい経過して、現在ヨッシー38歳。
たまに暇つぶしに家の自室でエレキギターをアンプにつながずに生音で弾いてみたり、気まぐれにDTMで曲を作ってクレオフーガにアップしてみたりみたいな事はしているもの、今年(2017年)になってから、やっぱりたまにはエレキギターをアンプに繋いで近所迷惑なほどの大音量でかき鳴らしてストレス解消したいな、という欲求が沸々と沸いてきました。
月1回ぐらいでまたバンドでも久しぶりにやってみようかなと思い、自分の脳みそにインプットされている過去の勝利の方程式「バンドやるならwith9」のもとに、ちょくちょくwith9のサイトを年始あたりからたまに見ていたのですが・・・。
・・・。
with9、なんか過疎ってんですけども・・・。
全然バンドメンバー募集記事もないわけです(例えば現時点2017/9/6で岐阜県・ギターパート募集で検索しても最新が2017年08月14日、その一つ前が2017年05月23日という具合)。あの頃の活況は何処に?
以前してたように、自分でメンバー募集記事を掲載してみたこともあったけど、当時のように応募・問い合わせしてくれる人は皆無。リアクションナッシング。
てか、with9が過疎っただけで、他のバンドメンバー募集サイトが今は盛り上がっているのかなぁと思い、他のバンドメンバー募集サイトをチェックしたり、メンバー募集記事を掲載してみたけど、やはり同様。
【仮説】バンドやってる人が最近減ってるんじゃないか説
ようやくここで、冒頭で提唱した説が頭に浮かんできました。
つまり、「アマチュア(趣味)でバンドやってる人って、すごい減ってるんじゃないか?!」と。
そう考えると、自分の身の回りのバンド関連の出来事を振り返っても、いろいろと辻褄が合いそうでした。
地元(美濃加茂市)にあった老舗のライブハウスが何年か前に廃業してしまった件。
知人も楽器は家でたまに弾くけど、バンドやってる人は皆無になった件。
DTM制作環境が進化して、わざわざバンドでやらなくても、頑張れば自分一人で各パートを打ち込んだりレコーディングしたり、ボーカロイドに歌わせて、簡単に曲を作り、一人完結できるようになったこと。
一人完結なら、社会人バンドでやるときのようなメンバー全員の日程の調整してスタジオ練習入れたりといった手間もかからないこと。
そして、その作った曲をネット(音楽系SNS等)にアップすれば、不特定多数の人に気軽に聴いてもらえること、そしてすぐに反応も貰える事。
そして、そのほうがライブハウスでライブするよりも多くの人に視聴してもらえるケースが十分あること。
そうなると、わざわざライブハウスでチケットノルマをこなしてライブをやる必要性も感じなくなるバンドマンや元バンドマンが増えてもしょうがないのかなと。特に自分みたいにプロではなく趣味でやってる人にとっては。
自分もライブハウスでバンドやるときはチケットノルマが嫌だったしな~。友だちが少ないので(苦笑)
つまるところ、今は音楽やるにはバンドを組まないでも、一人でやれちゃう時代ってことです。はい。
ネット視聴もDTM制作環境も無かった昔の時代ならば「バンド組んで練習して、ライブハウスでライブしてみんなに聴いてもらうぞ~」というのが唯一の方向性だったかもですが、今はそっちじゃない方向性もある時代だということ。そして、実際そっち(一人制作)のほうに進んでいる人が多くなっているのではないかという気がするのです。
そうなってくると、結果的にバンドやる人も減るだろうなって。
自分ですら、今では家でギターをポロリンとつまみ弾く程度で、たまに気が向いたらDTMで曲作ってネットにアップして、曲を視聴してくれた人の反応が得られればまぁそれで十分かも、という感じになっているぐらいなのでね。
あ、あとついでに言うと、アマチュアのバンドマンは結婚や出産があると、ほぼ10人中9人はバンドを辞めます(ヨッシーの身の回りデータ調べ)。これはバンドの定番あるある。
夫婦の時間や子育ての時間が増えるので、そうなったら趣味の活動であるバンドが後回しになるのは当たり前な話ですけどね。
一人カラオケならぬ”一人ギター”でもやってみようかな
さて、自分ヨッシーは独身なので、幸か不幸にもギターを弾く時間はそれなりに確保できちゃってます。
とりあえず久々に大音量でエレキギターをまた鳴らしてみたいわけです。ジャラーーン、キュイーーンと。
てか、スタジオでギター弾くにはバンド練習じゃないとという固定観念があったけど、それはもう断念して、一人でスタジオ入って一人でギターだけかき鳴らせば良いのかな、と最近は思ってみたり。
そう、一人カラオケならぬ一人ギターみたいな感じで(笑)
てか、もはやそれしかないかもしれません。最強の妥協案にして妙案かも。
というわけで、ヨッシーは一人ギター IN スタジオをちかじか決行してみようかなと思います。
実際にやってみて気にいったら、ストレス解消に今後たまにそのように利用してみようかなと。
そういえば、可児市に超本格的な音楽レコーディングスタジオがオープンしたようですよ。DINAMUSというスタジオで、湯の華アイランドのすぐ近く。先日ネットで検索してたらたまたま見つけました。
レコーディングじゃなくても、個人でスタジオ練習なんかも普通にやれるっぽいので、ちょいとちかじか一回利用してみようかなと(^^)/
以上、バンドやってる人が最近減ってるんじゃないか説でした。
それでも、一応・元バンドマンとして現役バンドマンの人達には頑張ってほしいと思ってます。
頑張れー、バンドマンー!