シンプルプランは2017/6/1からドコモの新料金プラン「シンプルプラン(980円/月)」が開始するということで、ドコモユーザとして気になったのちょいと調べてみましたよ。というわけで、今回はドコモのシンプルプランについてのスマホ料金シュミレーションあれこれ話です(^^)/
ドコモのシンプルプランを利用可能なプラン条件
ドコモユーザは基本的に通話プランと通信プラン(パケットプラン)をそれぞれ選んで使うわけですが、今回のドコモの新料金プラン「シンプルプラン(980円/月)」は通話プランのことです。
そして、そのシンプルプランを利用するには通信プランの利用条件があって、「通信プランに家族向けの”シェアパック”のいずれかのプランを契約しているユーザのみが」シンプルプランを利用できます。
だから、自分のように単独一人で通話プラン(カケホーダイプラン)+ドコモの通信プラン(ウルトラデータLパック)を利用しているようなユーザは、通話プランをカケホーダイプラン→シンプルプランに変更できません。データSパック・ウルトラデータLパック・ウルトラデータLLパックの通信プランを契約中のユーザも同様に変更不可です。
シンプルプランを利用できるユーザはあくまで家族向けのシェアパックプラン(シェアパック5・シェアパック10・シェアパック15・ウルトラシェアパック30・ウルトラシェアパック50・ウルトラシェアパック100)を使っているユーザだけなので注意が必要です。
つまり、シンプルプランは家族向けドコモユーザ向けに用意された新しい通話プランといえそうです。
シンプルプランは発信通話が少ない人にオススメの通話プラン
そんなシンプルプランですが、基本使用料は980円/月。
カケホーダイではないので、電話はかけたら通話した分だけ別途通話料(30秒20円)が発生する従量制課金の通話プランです。
ただ、基本使用料がカケホーダイライトプラン(1,700円/月)よりも720円安く、カケホーダイプラン(2,700円/月)よりも1,720円も安いので、つまり電話をあまりかけない人はシンプルプランにプラン変更することで従来の通話プランよりも料金的に安く使えます。
今まではドコモスマホユーザは電話をあまりかけない人でもカケホーダイプランかカケホーダイライトプランのどちらかを選ぶしかなかったのですが、今後は第3の選択肢として、電話をあまりかけない人はこのシンプルプランを選ぶ人が増えそうですね。はい。
逆にいうと、電話を多くかける人・長電話な人は従来の通話プラン(カケホーダイライト/カケホーダイ)のほうが料金的に安いですね。はい。
ちなみにカケホーダイライト/カケホーダイについては別記事にまとめていますので、そちらをご参照頂ければと。
>>ドコモiPhoneの通話プランの選び方~カケホーダイプランorカケホーダイライトプラン~
シンプルプランと他の通話プラン(カケホーダイライト/カケホーダイ)を比較してみた
このシンプルプランの話だけしていても分かりづらいかもなので、他の従来の通話プラン(カケホーダイプラン/カケホーダイライトプラン)と比較してみることにしますね。通信プランは利用条件になるシェアパックの中でも一番料金の安いシェアパック5を選択した場合、家族構成は2人の場合で、料金シュミレーションしてみたいと思いますよ。
(※料金は税別表記にて。長期割引や学割などは考慮していません。あしからずで)
(a)シンプルプラン | (b)カケホーダイライトプラン | (c)カケホーダイプラン | |
---|---|---|---|
通話プラン | 980円×2回線= 1,960円 |
1,700円×2= 3,400円 |
2,700円×2= 5,400円 |
シェアパック5 (親回線) |
6,500円 | ||
シェアオプション (子回線) |
500円 | ||
SPモード | 300円×2回線=600円 | ||
月の合計料金 | 9,560円 (1人当たり4,780円) (1人当たり2.5GB) |
11,000円 (1人当たり5,500円) (1人当たり2.5GB) |
13,000円 (1人当たり6,500円) (1人当たり2.5GB) |
別途の発信通話料 | 発信通話は別途通話料30秒20円 | 5分以内の発信通話は通話無料 5分以上の発信通話は別途通話料(30秒20円) |
発信通話は別途通話料なし |
おすすめユーザ | 発信通話が少ない人に最適なプラン。 月の発信通話時間が36分未満に収まるなら(b)より安くなる。 30秒20円≒1分40円×36分=1,440円 |
発信通話は結構使うけど、長電話でない人(5分以内の通話で済む人)に最適なプラン。 月の発信通話時間が36分を超えるなら、(a)より(b)がお得。 |
発信通話が多い人、長電話な人に最適なプラン。 5分以上の発信通話が月に50分を超えるなら、(b)より(c)がお得。 |
シェアパック5に3つの通話プランの組み合わせて[(a)シンプルプラン、(b)カケホーダイライトプラン、(c)カケホーダイプラン〕比較してみると、上記のようになりました。
やはり、シンプルプラン(980円/月)は他の既存の2つの通話プラン【カケホーダイライトプラン(1,700円/月)、カケホーダイプラン(2,700円/月)】よりも基本料金が安いぶん、月々の合計料金は一番安くなりますね(9,560円)。
金額的にいうと、別途通話料を考慮しなければ(a)シンプルプランは(b)カケホーダイライトプランよりも1,440円、(c)カケホーダイプランよりも3,440円も安くなります。
ただシンプルプランは従量制課金なので発信通話に関しては別途通話料30秒20円が必要になります。
月々の発信通話時間が長くなるにつれて場合は、(b)カケホーダイライトプランや(c)カケホーダイプランのほうが料金的に安くなるわけです。
ですから、「シェアパックを利用する自分を含めた家族が、月々の発信通話の合計時間がどれぐらいなのかによって、どの通話プランがお得かは変わってくる」ということが言えそうです。
上記表の「おすすめユーザ」という項目に「こういう携帯の使い方の人ならこのプランが向いているよ」というのを記載しましたので、参照頂ければ幸いです。私見ですが。
あと、上記表はモデルを単純化するために、家族2人ともが同一の通話プランを選択したケースで紹介していますが、家族二人が別々の通話プランを選ぶのは全然OKですので。家族それぞれの利用用途によって通話プランを選べばよいと思います。
たとえば、旦那さんは電話はあまり使わないなら、旦那さんはシンプルプランにして、奥さんは長電話で電話をよくするなら、カケホーダイプランを選んだほうが良いということです。必ずしも同じ通話プランを選ぶ必要はないということです。
家族3人でシンプルプラン+シェアパック5を利用する場合
ついでに、家族3人でシェアパックを利用する場合の料金シュミレーションの比較表を下記に掲載します。ご参考までに。
(a)シンプルプラン | (b)カケホーダイライトプラン | (c)カケホーダイプラン | |
---|---|---|---|
通話プラン | 980円×3回線= 2,940円 |
1,700円×3= 5,100円 |
2,700円×3= 8,100円 |
シェアパック5 (親回線) |
6,500円 | ||
シェアオプション (子回線) |
500円×2回戦=1000円 | ||
SPモード | 300円×3回線=900円 | ||
月の合計料金 | 11,340円 (1人当たり3,780円) (1人当たり1.66GB) |
13,500円 (1人当たり4,500円) (1人当たり1.66GB) |
16,500円 (1人当たり5,500円) (1人当たり1.66GB) |
別途の発信通話料 | 発信通話は別途通話料30秒20円 | 5分以内の発信通話は通話無料 5分以上の発信通話は別途通話料(30秒20円) |
発信通話は別途通話料なし |
yossy的まとめ
家族の複数人でドコモを使っている場合、シェアパックを使っているユーザも多いと思いますが、シェアパック利用ユーザだけが使える新・通話プラン「シンプルプラン」は電話をあまりかけない人にとっては、既存の通話プラン(カケホーダイライトプラン・カケホーダイプラン)よりも上記表で示した通り、月々の料金が結構安くなります。
なので、シェアパックを適用している携帯番号で電話をあまり使っていない家族がいるなら、その人の通話プランだけでもシンプルプランへのプラン変更を検討してみると良いと思いますよ~。
電話が多い人はそのまま既存の通話プラン(カケホーダイライトプラン・カケホーダイプラン)を継続しておいたほうがお得だと思いますが。
まぁ自分みたいに、単独一人でドコモを使っていてシェアパックを使っていない人はシンプルプランが利用不可なんですけどね。
以上、シンプルプランについてのあれこれでした(^^)/