「長いものに巻かれろ」「話題作には乗っかっとけ」がモットーのヨッシーでございます。ボンジュール、皆様ごきげんよう。そんなわけで人気話題作の「君の名は。」を映画館で見てきたので、今回はその感想でも書こうかなと(^^)/
『君の名は。』を観た感想
出典:kiminona.com
では本題の『君の名は。』は観た感想を。
そもそもアニメーション映画自体を見るのがジブリの「崖の上のポニョ」ぶりでした。
それぐらい久しぶり。
で、今回の『君の名は。』でございますよ。
いや~、もうね~、本当にすんごい面白かったですよ。
超スーパー良かったです。ハイパーメディアウルトラ良かったです。マジやばいっす。
アホの子みたいな感想でスイマセン。
でも大事な事だから2回言いますよ。マジやばいっす。
笑えるし、泣けるし、共感するし、懐かしくなるし、ほろ苦くなるし、癒されるし、切なくなるし、好きになるし、元気になるし、前向きになれる。
この映画の上映時間 たった107分で、普段の日常生活でなかなか深くキャッチしないようないろんな感情をごちゃまぜに一気に想起させられたような感覚でした。心揺さぶられるというか。
ちょい前に見た新ゴジラもそこそこおもしろかったけど、個人的には『君の名は。』はそれを超える圧倒的な面白さでした。
てか、お世辞抜きでここ数年の中で観た映画の中で一番良かった気がします。
あまり安易に使いたい言葉じゃないけど、『君の名は。』を観て素直に感動したなぁと。
というか実は映画2回も観ちゃいました(テヘペロ)。
まずは予備知識なく映画を観てから(1回目)、その後に「君の名は。 公式ビジュアルガイド」と小説2冊 「君の名は。 」と「君の名は。 Another Side:Earthbound」を購入して読破してストーリの復習&予備知識・周辺情報を増強してから、さらにもういっかい映画を観る(2回目)という流れで。
てか、映画館で同じ映画を2回観た経験はこれまでなかったんですけど、実際に2回見てみると、1回目と2回目では別の違った観方や楽しみ方ができたりして、好きな映画ならこういう楽しみ方もありだなってちょっと思いました。”うなぎのひつまぶし”的な食べ方みたいなもので(笑)
それもテレビではなくて、映画館のような大スクリーンで観ると余計に大迫力で良い感じだなと。
ちなみに、もうすぐ宅配CDレンタルで『君の名は。』の主題歌4曲と劇伴22曲を収録したRADWIMPSの新譜も届くので、しばらくは車でヘビロテ再生することになりそうな予感です。
残る最後のミッションは、『君の名は。』の舞台となった岐阜県飛騨市の聖地巡礼かなと。
自分の住まい(岐阜県美濃加茂市)からだと車で下道でも2時間ぐらいで行ける距離なのでね。
正直、飛騨市は富山と実家を行き来する時に国道41号の通過ポイントでしかなかったんで、聖地巡礼がてら観光も出来るかなと。
「何が聖地巡礼だ!ミーハーがぁ!暇人、働けぇ!」との声がどこかで聞こえてきそうな気もするけど、そういった突っ込みは華麗に総スルーさせて頂く方向で(^^)/
というわけで岐阜県近郊で誰か『君の名は。』の聖地巡礼に興味のある人は一緒に行きましょう(下記の記事下メッセージフォームよりご連絡を)
さてさて、映画をいちいち細かく批評・分析するのは正直そんな好きではないんですけどね。
「だって、映画なんて心で感じるもんじゃないですかぁ~」(肩肘ついて名言キラリ with どや顔)
だけど、まだ『君の名は。』を見たことがない人が少しでも興味持ってもらえたらなという気持ちはあるので、ヨッシー的に『君の名は。』のココが凄い!ポイントを頑張っていくつか以下紹介したいと思いますよ(^^)/
(1)圧倒的な映像美
新海誠監督の作品の大きな特徴とも言われている事ですが、ともかく映像美が半端ないです。
この『君の名は。』では2つの舞台(岐阜の田舎町と東京の都心)をシーンが行き来するわけですが、どちらも圧倒的な描写でした。
もはや実写よりも美しい世界みたいな。光と影の織り成し方がなんか凄いです。
こんなに映像が美しいアニメーション映画は初めて見ました。
是非、その目で体感してほしいです、この新海ワールド。
二人の主人公の瀧と三葉が彗星に対して発した言葉がまさにいい得てますな↓
「それは、まるで夢のように、ただひたすらに、美しい眺めだった」
(2)ストーリーもキャラクターも魅力的
出典:kiminona.com
『君の名は。』のストーリーもキャラクターもとても魅力的です。
東京と岐阜にそれぞれ暮らす高校生の瀧(男の子)と三葉(女の子)は二人ともお互いなかなか素直になれないけど本当に純粋で愛すべきキャラクターという感じで、映画を観ていると二人の主人公に感情移入して応援したい気持ちになりますね。
また瀧と三葉の友だちや家族も人間味があって非常に微笑ましいですな。
三葉の妹の四葉、祖母の一葉、友達のてっしー・さやちん、瀧の先輩の奥村先輩、友だちの司、など、それぞれ魅力的なキャラクターが瀧と三葉を支えていて、ストーリーをより際立たせてくれる感じでした。
そして肝心のストーリーですが、予告編を通して瀧と三葉の心と体が入れ替わるのは知っていたけど、入れ替わりがなぜか起きなくなってしまい、瀧が三葉に会いに岐阜県の糸森町に行くあたりからの展開がちょっと予想外で、その後はまさに手に汗を握る展開でした。
「まさか場所だけでなく、〇〇も入れ替わっていたとは・・・」みたいな。
って、これ以上はネタバレになるので書きませんが。
フットボールアワー後藤さん的に突っ込むなら、「コミカルからシリアスのブレ幅が大きくて、耳キーンとなるわ」的な感じが的確な例えかと(笑)
(3)映画に使われているRADWIMPSの音楽が良い
今回、『君の名は。』の映画の劇中音楽すべてをRADWIMPSが担当していて、映画全編通して主題歌4曲と劇伴22曲が音楽として使われているわけですけども。
で、いかんせんこのRADWIMPSの音楽がとっても良いわけです。まぁもともと大好きなバンドというのもあるかもですが。
曲の良さはいわずもがな、アニメーション映像との音楽との同期感が素晴らしいなと。
それぞれのシーンにシーンに合わせた曲が使われているし、映像・ストーリーの起伏・展開に曲の展開が完全に同期しているので、映像と音楽で気持ちがよりぐっと掴まれるような感覚になりました。
どうやらRADWIMPSの曲にあわせて新海誠監督が映像を後から変更した箇所もあったみたいで、音と映像の同期をそこまで図ろうとこだわる姿勢が凄いなぁと。
ちなみに今回の映画で使われている曲中では、主題歌の1つでエンドロールで流れる「なんでもないや」が個人的には特に好きですね。
落ち着いたしっとり切ないバラードナンバーでございます。
てか、主題歌の「前前前世」のオフィシャル動画と「なんでもないや」のカバー動画をせっかくなので以下ご紹介を↓
主人公二人の声の魅力
出典:kiminona.com
『君の名は。』の二人の主人公、男子高生の瀧を神木隆之介さん、女子高生の三葉を上白石萌音さんが担当されているわけですが、この二人の声がこれまた愛らしくて良いです。
特に今回は二人の心と体が入れ替わり現象を起こすので、瀧に入った三葉、三葉に入った瀧、というのを声でそれぞれ演じ分けなければいけないので、とても難しい仕事だったと思うわけです。
でもそれが声のニュアンスやトーンで見事に表現されていて、瀧なのか、瀧に入った三葉なのか、はたまた三葉なのか、三葉に入った瀧なのかが、声だけでそれがはっきりと分かります。この『君の名は。』の世界観を表現するのにこれ以上ない配役だったんじゃないかと。
そういえば、神木さんというと俳優としての活動も目覚ましいですが、声優としてもスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』など名だたる作品に参加されてるんですよね。それだけアニメーション現場からの声優としての評価が高いってことだと思うわけですが、今回の『君の名は。』を観て、それだけ重宝がられる理由に納得しました。俳優がネームバリューだけで片手間でやっている仕事とは訳が違いました。
あと本編とは関係ないけど、上白石萌音さんは声もチャーミングだけど歌も素晴らしいですね。
今後は女優・声優としてだけでなく、歌手としてもますます活躍しそうな予感がします。
ヨッシー的まとめ
以上長々と書いてしまいましたが、ヨッシーの『君の名は。』の感想レポートでございました。
『君の名は。』はアニメ好きでなくても、老若何女、誰が見ても楽しめるアニメーション映画だと思います。
マジでおすすめアニメーション映画です。是非1度は観ておきましょう。チェキラッチョ(^^)/