いよいよ満を持して、LINEの格安SIMサービス「LINEモバイル」が今日(2016/6/5)から受付開始したみたいですね。
携帯料金ウォッチャーかつLINEユーザの自分にとっては、このLINEモバイルはかなり興味深い格安SIMサービスなわけでございます。
というわけで早速LINEモバイルについていろいろ調べてみましたので、今回はLINEモバイルについてあれこれ(特徴・料金など)書きたいと思いますよ(^^)/
LINEモバイルの主な概要・特徴
公式プレスリリースや関連ニュースの情報をまとめると、LINEモバイルの格安SIMサービスの概要はざっくりと下記のような感じになってます。
格安SIMサービス名 | LINEモバイル (運営元:LINE モバイル株式会社) |
---|---|
利用回線 | ドコモ |
利用可能端末 | ・LINEモバイルで購入した端末 ・SIMフリースマホ ・ドコモ端末 |
サポート | ・電話サポート ・メールサポート ・LINE公式アカウントのサポート(トーク上で質問可能) |
2つの料金プラン | (1)LINEフリープラン LINEの通話・トークが使い放題 ・月額基本料/500円~ 月間データ容量/1GB カウントフリー対象サービス/LINE(2)コミュニケーションフリープラン 3GB・5GB・7GB・10GBの中から選択でき、LINE、Twitter、Facebookはデータ消費ゼロ 月額基本料/1, 110円~ 月間データ容量/3GB、5GB、7GB、10GB カウントフリー対象サービス/LINE、Twitter、Facebook |
LINEモバイル限定サービス | ・LINEの年齢認証が可能 ・SMS認証をスキップ ・データプレゼント |
申し込み | ・WEBサイトより申し込み(LINEモバイル公式サイト) |
料金支払い方法 | ・クレジットカード ・LINE Payカード ・LINE Pay決済 |
備考 | ・MNP対応。 他社から電話番号を変えずLINEモバイルに乗り換え可能。・データ翌月繰り越しOK。 余った通信量は翌月末まで繰越可能。 |
率直な感想としては、既存の格安SIMの他社(OCNモバイルONE、イオンモバイル、楽天モバイル等)と共通の部分もありますが、LINE運営元が展開する格安SIMサービスだけあって、LINEユーザに非常に嬉しい特典がいくつもありますね。
これならスマホでLINEを使っているユーザにとっては、このLINEモバイルは最有力の選択肢になりえるなぁと。
まぁそのあたりのLINEモバイルの強みは後述したいと思います。
そしてやはり気になる月々の料金ですが、他社比較しても業界最安値水準なのも良い感じです(^^)/
携帯電話(音声通話対応SIM)として使う場合の月々の料金シュミレーション
はい、そんな気になる月々の料金に関してですけども。
もちろんLINEモバイルはタブレットやモバイルWi-Fiルータで使うことも可能ですが(データSIM)、やはりスマホで携帯電話(音声通話対応SIM)として使いたいユーザのほうが圧倒的に多いと思います。
だからLINEモバイルで音声通話対応の料金プランで使う場合の月々の料金がどうなるかを自分なりに分かりやすくまとめてみたのが下記の料金表です。
LINEフリープラン (LINEの通話・トークが使い放題) |
コミュニケーションフリープラン (LINE・Twitter・Facebookはデータ消費ゼロ) |
||||
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月額基本利用料 (データ) |
1GB 500円 |
3GB 1, 110円 |
5GB 1, 640円 |
7GB 2, 300円 |
10GB 2, 640円 |
+SMS+音声 | 700円 | +580円 | |||
合計(税別) | 1200円 | 1, 690円 | 2, 220円 | 2, 880円 | 3, 220円 |
通話料金 | 20円/30秒 | ||||
音声通話SIM用オプション | 留守番電話/月額300円 割込通話/月額200円 転送電話/無料 国際電話/無料(別途通話料) 国際ローミング/無料 |
つまるところ2つの料金プランのうち、LINEフリープランが1GB1200円、コミュニケーションフリープランが3GB1, 690円、5GB2, 220円、7GB2, 880円、10GB3, 220円ですね。
それに加えて音声通話を使った場合は別途通話料(20円/30秒)と、オプションサービスの加入の有無で違いが出てくる感じです。
基本的に余程のスマホヘビーユーザでなければ、月々のデータ利用量は0.5GB~3GB以内にはおさまる筈なので、料金プランはLINEフリープラン1GB1, 200円か、コミュニケーションフリープラン3GB1, 690円で十分だと思いますね。
ちなみに自分は今ドコモiPhoneを1年強使ってますけど、月々2GBのデータを超えたことは一度もないですし。
なので、ライトユーザならLINEフリープラン1GB1, 200円がおすすめで、少し余裕を見ておきたいミドルユーザはコミュニケーションフリープラン3GB1, 690円あたりがベストチョイスという気がします(^^)/
あと上記でも述べましたが、データ容量・料金を他社と比較しても業界最安値水準だと思います。
例えば、イオンモバイルやDMM mobileも格安SIMの中でも安い料金設定ですが、イオンモバイルは音声1GBプラン1, 280円/月、DMM mobileも音声1GB1, 260円に対して、LINEフリープランが1GB1, 200円と数十円ですが安くなってます。
他のデータ容量だとDMMモバイルのほうが安かったりするデータ容量もあるので全てに於いてではないですが、少なくとも業界最安値水準の格安SIMサービスの1つだと思います。さすがLINEって感じでしょうか(^^)/
ちなみに自分は、仕事で長電話する機会があるのでドコモカケホーダイのスマホを使ってますけど、ドコモだと一番安い2GB(データSパック)のプランでも6, 500円~です。オーマイガー( ゚Д゚)
つまり、音声通話をあまり使わないユーザはLINEモバイルのような格安SIMに乗り換えたほうが月々の携帯料金は圧倒的に安くなるのは間違いないです。
LINEモバイルの強み・メリット
上記を踏まえたうえで、自分的に考えるLINEモバイルの最大の強みは下記の点になるのかなと。
・LINE利用時のデータ通信量がカウントされない!
LINEモバイルの場合、いずれの料金プランを選択しても、スマホでLINEを使った場合のデータ通信量がカウントされません。
自分もですが、最近は家族・知人などとのやりとりにメールや電話がわりにLINEのトーク機能/無料通話機能を使う人が非常に多いわけです。
で、そんな利用頻度の高いLINEアプリの利用時のデータ通信量が月々のデータ通信量としてカウントされずに済むのは、データ通信量の節約という点で非常に大きいアドバンテージだなと。
特にLINEユーザはこの恩恵はかなり大きいと思います。
たとえば有料の音声通話(20円/30秒)を極力使わずに、かわりにLINEの無料通話だけを使うようにすれば、通話料もデータ通信量もカウントされずに済むわけなので。
というわけでLINEユーザならLINEモバイルを使うメリットはかなり大きいかなと。
LINEモバイル以外の他社には絶対真似できない事でしょうしね。
ちなみに上位のコミュニケーションフリープランはLINE以外の主要SNSのTwitter・Facebookのアプリ利用時のデータ通信量もカウントされなくなります。
LINEと併用してTwitter・Facebookも使っているユーザは、コミュニケーションフリープランを使えばこれらの主要SNS3つをデータの事を一切気にせずにヘビーにアプリを使うことができそうです。
最近はスマホのカメラが何かと高解像度なので、SNSにアップしたり送受信する写真・動画データはデータ容量が大きいものが多いので、それらの通信がカウントレスになるのは非常に助かるなと。
そんなわけでLINEユーザだけでなく、Twitter・FacebookのSNSユーザにとってもやはりLINEモバイルを使うメリットは大きいと思います。
これも現時点でLINEモバイルだけがやっているサービスは筈なので(多分)。
LINEモバイルの気になる点
非常にサービスや料金で魅力的なLINEモバイルですけど、個人的に気になる点を2点挙げておきたいと思います。
店頭での申し込みができない
現状、LINEモバイルの申し込みはLINEモバイルのWEBサイトだけで受け付けています。
インターネット操作にさほど詳しくない人や高齢者の人などは、それだけで申し込みのハードルが一気に高くなってしまいそうです。
格安SIMでもイオンモバイル・楽天モバイル等のように、店頭で対面で店員さんがやってくれる安心感が欲しいところかなと。
みんなが使っているLINEだけにこの申し込みの敷居のハードルはもう少し下げてくれるとありがたいですね。
支払い方法に口座振替が使えない
LINEモバイルの場合、支払い方法に銀行口座振替が使えません。
支払い方法は・クレジットカード・LINE Payカード・LINE Pay決済のみです。
クレジットカード持っていない人・持っていてもネット申込の決済に使いたくない人は少なからずいるので、この点が申し込みのネックになってしまうこともありうるのかなと。まぁ格安SIMの場合、口座振替に対応しているところのほうが少ないので、他社と同じっていえば同じなんですけどね。
ヨッシー的まとめ
格安SIMも各社ありますけど、この後発のLINEモバイルはサービス・料金的にも格安SIMの大本命になりうるなと(^^)/
特にLINEユーザならLINE利用時のデータ通信量がカウントされない点、Twitter・FacebookのSNSユーザもデータ通信量がカウントされない点(※コミュニケーションフリープランの場合)は、LINEモバイルならではの最大の魅力ですね。
申し込み方法・支払い方法のネックは若干あるけど、国内だけで6000万人超いるといわれるLINEユーザにとって、このLINEモバイルはかなりおすすめの格安SIMサービスになりそうです(^^)/
今後、要注目です♪