以前、このブログではないんですけど、yossyの管理しているサイトで、ウェブマスターツールの”手動による対策”で『サイト全体の一致 – 部分一致』が出てしまった時の対処方法を備忘録として書いておきたいと思います。
Googleから自分のサイトがスパム判定のペナルティをうけた理由
そもそもは、下記のようなメールがGoogleから届いたのが事の発端でした。
ウェブマスターツールの管理画面でも、メッセージに同様のメッセージ警告が表示されています。
ウェブマスターツールの管理画面、「検索トラフィック→手動による対策」も、下記のような表示に変わってしまっていました。
むむむ。。
メールの文面を見ると、被リンクサイトに問題があるのであなたのサイトをスパム判定しましたよ、という事でした。
あぁ、なるほどと。思い当たるフシはありました。
そのサイトにだけ、とあるSEO業者にSEOサービスを申し込んでHPのコンテンツ制作と合わせて、被リンクを数十サイトからリンクを貼ってもらっていました。
つまりそれらの有料リンクがスパム判定されたわけです。ペンギンアップデートの”不自然なリンクへのペナルティ”ってやつがモロに直撃したわけです(>_<)
というか、そもそも何でそんなSEO会社のサービスを申し込んだのかって話ですが、これはただ単なる個人的な興味本位によるものでした。
SEOサービスを申し込んだ某SEO業者は東証一部上場している有名なインターネット会社のグループ会社だったので、ターゲットキーワードでの検索順位上昇による集客の効果の狙いとは別に、そういう大きな会社のSEO業者なら自分の知らないようなSEO手法だったり、何か参考になることもあるのかなぁと思ったわけです。まぁ今になって思えば、本当にとんでもなく高い授業料だったという事になりますが。
というわけで状況としては、某SEO会社のSEOサービスで集めた有料の被リンクが原因で、リンクを受けたサイトがスパム判定をくらったという話です。
幸い、Google八分(インデックスから全ページ除外)まではいたってはいませんでしたけど、このまま放置し続けると、ターゲットキーワードでの検索順位に影響を受けてしまいます。実際、この件があってから、チェックしていたキーワードの検索順位はだいぶ下がってしまっていました。
というわけで、このスパム判定を受けてしまった場合の対処方法について以下、書きたいと思います。
スパム判定を解除するための対処方法
今回のスパムは有料の被リンクが明らかに原因なので、まずは被リンクサイトの管理者に連絡して、被リンクを外してもらう事が先決です。
即効、SEO専門会社に連絡して、被リンクサイトからのリンクを全て外してもらいました。
で、次にやるべきことは、ウェブマスターツールからの”再審査のリクエスト”です。
ウェブマスターツールの「検索トラフィック」→「手動による対策」と進みます。
「手動による対策が特定のページ、セクション、リンクに適用されています」をクリックすると、下にコンテンツが展開させます。
「再審査をリクエスト」をクリックします。
対処方法や経緯を記入して、「再審査をリクエスト」をクリック。
再審査リクエストが完了しました。後は、Googleからのスパム判定の解除を願うのみ。。
そして、再審査リクエストを出してから10日後に、スパム判定を取り消した旨を知らせるメールが届きました。
ウェブマスターツールの「検索トラフィック」→「手動による対策」のメッセージも、スパム判定前の元通りの状態に戻りました。あぁー、良かった。めでたしめでたし。
yossyはこう思った
SEO業者のSEOサービスで有料の被リンクをもらうと、今回のようにサイトがスパム判定を受けて、ペナルティをうけることがありますので、絶対やめましょう。電話やメールでのSEOの勧誘・営業は全部無視するのが一番だと思いますよ。いや、本当に。自戒をこめて(涙)
SEO業者の有料被リンクは百害あって一利なし、というのが身をもってよく分かりましたし、SEO業者のコンテンツ制作サービスも、検索エンジン対策だけを意識したような無理やりキーワードをねじこんだ、文章的に明らかに不自然なコンテンツページが作られるので、これまた非常に宜しくないです。
結局のところは、自分のサイトの訪問者であるユーザに喜んでもらえるような良質なコンテンツを自分の手で地道にコツコツ作り上げていくことが、一番大事なんでしょうね。
そんなわけで、上記の反省も活かして、このブログでは記事の中身・コンテンツに一番重点を置いて、自分自身でこれからも日々更新していければなと思ってます。