今日の午前中は日経平均がすごい下げですね。500円以上下げていたし。
こんな時は買い戻したい優待銘柄がバーゲンセールになるチャンスかもということで、久しぶりに楽天証券のマーケットスピードを立ち上げて、優待お気に入り銘柄のヴィレバンの株をチェックしたら、やはり3%以上も下げていて、株価が25日移動平均線を割り込んでいる模様。
個別材料のバッドニュースが出たわけでなく全体に引きずられているだけなのを確認できたら、これは買いですな、ということで、ヴィレバンに買い注文をいれて買いました。今回はいつも使っている特定口座ではなくて、NISA(ニーサ)口座で初めて注文して買いました。
さてさて、押し目買い成功と思いたいところですけども、今後の推移を見守っていきたいと思います(^_^.)
さて、今回はNISA(ニーサ)について書きたいと思います。
一時期、雑誌・コマーシャルあんどの各種メディアでNISA(ニーサ)を猛プッシュしていましたけど、株をやらない人にはあまりピンとこないかもしれません。
自分は少しだけ株をやっていますけど、正直、あやふやな知識しかなかったので、せっかくの機会なのでしっかりと調べてみました。
NISA(ニーサ)とは
NISAとは、2014年1月からはじまった「少額投資非課税制度」のことで、この制度の専用口座をNISA口座とよびます。
簡単に言うと、NISAの枠で購入した株や投資信託などの売買益や配当金(分配金)を非課税にしますよ、という制度です。
NISA口座を使わずに従来の特定口座・一般口座で株・投資信託での売買益や配当金は20%の税金がかかるので、もし仮に年間で100万円の利益を出しても20万円が税金で取られるので、実質的な利益は80万円になりますが、NISA口座で購入した場合、20万円の税金が非課税となるので、実質的な利益はそのまま100万円となります。
NISAでの購入枠は2014年から2023年までの合計10年間、毎年100万ずつ追加されていくので、NISAでの個人1人での購入枠は100万円×10年=1000万円ということになりますね。
購入枠での上限があるだけで、売却益に関して上限はないので、今年のNISAの上限の枠100万円でで購入した株の株価が来年上がって売却する時に200万円、はたまた1000万円の売却益にになろうと、税金はかからないって事です。
ただNISAで購入すると、売却損(損した)場合に、確定申告で損益通算ができないので、その点は唯一のデメリットかも。
ちなみにNISAの年ごとでの購入枠で購入した非課税の期間は5年までなので、例えば今年(2015年)にNISAで購入した分の株式は2019年までが非課税期間なので、その期間内にタイミングがあれば売ってしまえば利益が出ても非課税です。
5年を過ぎた場合は、2020年度分のNISA枠(100万円)に移して繰り越す制度、ロールオーバーを利用することもできますし、NISA口座から特定口座・一般口座へ移すこともできます。
なんで非課税期間に売るのも、非課税期間を過ぎてロールオーバーさせるor特定口座・信用口座へ移すのも、その時の状況次第ですね。
基本的には、デイトレ・短期投資とかで超短期で資金回転を速くしている人は、NISAの年間の枠(100万円)なんてすぐに使い切ってしまうので、NISAの恩恵を受けられることはほぼないと思いますが、株主優待銘柄・高配当銘柄などを長期保有目的だったり、長期的な値上がりを見込んで株を買う場合には、NISAを使ったほうが絶対良いでしょうね。
あと一つ重要な注意点としては、NISA口座で保有する株でも、証券会社経由で支払われる(証券会社の口座に入金される)ものでなければその配当金は非課税とはならないため、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」というのに変更する必要があります。
なんで、NISAで購入した株の配当金も非課税にしたい場合は、配当受け取り方法を一度チェックしたほうが良いですな。
もし「株式数比例配分方式」になっていない場合は、変更手続きをしましょう。
そんな株式投資にメリットが多いNISAですが、NISA口座を開設する場合は、まずは証券会社の総合取引口座の開設してから、NISA口座を開設する流れになりますね。詳しくは使っているor使いたい証券会社に問い合わせて下さいまし。
NISA口座で株を買う方法(ex.楽天証券)
冒頭に書いた通り、今回初めてNISA口座で株を買いました。参考までに楽天証券でのNISA口座での注文方法を紹介したいと思います。
楽天証券の専用ソフト「マーケットスピード」にログインして、買いたい銘柄を開きます。
yossyの大好きな株主優待銘柄、「ヴィレッジバンガード」。チャートはいい感じに下げておりますな。買い注文発動ですがな。
「注文」→「現物買い注文」。
「NISA購買余力」の欄に自分がNISAで購入できる金額が載っています。売り板の1453円に注文をぶつけようと思います。
口座区分を「NISA」にチェックを入れて、「確認」をクリック。
確認画面が表示されたら、取引暗証番号を入力して、「執行」をクリック。
約定されました。
保有銘柄一覧を見ると、いつもは特定口座で買っているので、口座区分は特定なのですが、今回NISA口座で注文したので、口座区分がNISAとなっているのが、確認できます。ヴィレバンは優待が良いので、長期保有予定ですけどもね。
まとめ
株式投資を中長期でやりたい人、優待目当て・配当目当てで株式投資をやりたい人は、証券会社にNISA口座を開設して、NISA口座で取引をしたほうが、節税できるのでおすすめですよ(^_^.)