今回はiPhone･iPad内の写真･動画データをPCに移動する方法を紹介したいと思います。
PCにiPhone・iPad内に入っている写真･動画データを取り込む方法はいくつかありますが、自分が試した中では今回紹介するやり方が一番簡単でスムーズにやれるんじゃないかと思います。
iPhoneを例に挙げて説明しますがiPadでも基本的に同様です（※PCのOSはWindows 7にて説明します）。
iPhoneとPCをライトニングUSBケーブルで接続
画像とビデオのインポート
読み込み設定をお好みで変更して「読み込み」実行
初期状態だと、↓のような感じだと思いますが、これは自分のお好みの設定に変更しましょう。（※もちろん初期設定のままでも読み込め自体は出来ますので、面倒な方はここの操作はスルーしてもらっても大丈夫です）。
この読み込み設定を最初の一回やっておけば、以降はそれが標準設定になるので、毎回指定し直す必要はありません。
もし初期設定に戻したいときはこの画面の左下の「既定値に戻す」ボタンで戻せます。
まずは「画像の読み込み先」と「ビデオの読み込み先」の場所をそれぞれ指定しましょう。
それぞれの項目の右にある「参照」ボタンを押すと、↓のようなダイアログボックスが表示されますので、ここからiPhoneの写真データをPCのどの場所に保存するかを選択してＯＫを押します。自分の場合は”E:My PicturesiPhone”に設定しました。
次にフォルダー名を指定します。選択肢はいくつかありますが、「撮影日＋タグ」か「読み込み日＋タグ」のどっちかで良いかと思います。
「撮影日＋タグ」はiPhoneで撮影した日付別にフォルダーが自動作成され、写真の撮影日別に写真が自動振り分けされます。
「読み込み日＋タグ」はiPhoneで撮影した日付に関係なく、ＰＣにデータを読み込んでいるその日付のフォルダーだけが作成され、その中に写真が移行します。
ここは本当にお好みですね。今回は「撮影日＋タグ」を選択しました。
ファイル名も選択肢がいくつかありますが、「元のファイル名」を選択します。元のファイル名を選ぶと、iPhoneで撮影した時に自動命名されたそのままのファイル名で移行されます（例．IMG_1968.JPG）。
その他のオプション4項目を設定します。基本的にはデフォルトの状態で良いと思いますが、少しだけ解説を。
- 「読み込時にタグを要求する」／チェックします（これを外すと画像とビデオの読み込みウィザード自体が出てこなくなるとかなんやらなので、絶対はずさない事をおすすめします）
- 「読み込後にデバイスから消去する」／ＰＣへのデータ読み込み完了後にiPhone内のデータを削除したい場合にはチェックします。読み込み完了後もiPhone内のデータを残しておきたいときはチェックを外します。
- 「読み込み時に回転する」／チェックします（横向きの写真・縦向きの写真の向きを整えてくれます）
- 「読み込み後にエクスプローラーを開く」／チェックしてもしなくてもどちらでも良いです（チェックするとWindowsエクスプローラが表示され読み込んだ画像一覧が表示されます）
これでPCへのデータ取り込みの全ての準備は整いましたので、OKします。
前のダイアログに戻りますので、「読み込み」をクリックします。
データの読み込みが始まります。
読み込みが完了すると、「読み込み後にエクスプローラーを開く」にチェックが入っている場合は、読み込まれたデータがエクスプーラーが立ち上がって表示されます。
で、最初に設定した「画像の読み込み先」と「ビデオの読み込み先」のデータ読み込み先フォルダー（自分の場合は”E:My PicturesiPhone”）を開いてみると、ちゃんと読み込んだ日付のフォルダーが作成されて、その中にiPhone内の写真が取り込まれているのが確認できます。
iPhoneとPCの両方使っている人は、iPhoneのデータのバックアップだったり、PCで写真・動画を使いたい・加工したいってケースは結構あると思います。
今回紹介した方法は多分、iPhoneの写真・動画データをＰＣに移す方法としては自分が知っている方法の中では一番簡単でスムーズなやり方だと思うので、機会があれば是非一度試してみてください。
