さて、前回記事で書いたように、最近月1でバンド練習でスタジオに入ることになったわけですが、初回練習で自分がギターを接続したギターアンプ(JC-120)から出力される音に関して致命的な問題が発生してしまいました。
BOSS GX-100をJC-120のRETURN端子に接続すると爆音ノイズが止まらない
エレキギター(テレキャス)→BOSS GX-100(マルチエフェクター)→JC-120(Rolandのギターアンプ)のRETURN端子
自分の場合、上記のような機材&接続順でギターの音を出力したんですが、するとギターアンプからありえないほどの爆音ノイズがずっと鳴り響いていました。
GX-100はこのバンドを始めるにあたって思い切って購入したマルチエフェクターなんですけど、このGX-100の設定自体は何度も確認したので、多分間違いないはず。
そして、そもそも自宅では、この爆音ノイズは発生していないので(自宅環境だとギター→GX-100→オーディオインターフェイス→モニタースピーカー)、最後の音の出力先になるギターアンプ(JC-120)の問題なのかも、と仮説を立てました。
なので、その後、JC-120が置いてある近所のスタジオに一人で入って、検証してみることに。
【爆音ノイズの解消方法】JC-120のLEVELスイッチ(背面側)を+4dBuにする
これがJC-120です。
このギターアンプの背面のRETURN端子に接続します。
ちなみに自分がGX-100のアウトプットをJC-120のINPUT端子ではなくRETURN端子に接続する理由は、JC-120のプリアンプを使わずに、GX-100で作った音色のままに使いたいからです。
なので、この場合、JC-120はただのスピーカーという役割になります。ミキサーに接続するのとほぼ同じ意味合いかもです。
↑ここのRETURN L/MONOに接続します。
やはり、このスタジオのJC-120でも爆音ノイズになってしまいました。チッ。どうしてだ・・。
でも、よく見ると、RETURN端子の横にLEVELスイッチのツマミが存在することに気づきました。
+4dBuと-20dBu。デフォルトが-20dBuになっていて、爆音ノイズが発生しているので、ためしにこのツマミを左側の+4dBuに切り替えてみました。
すると、ピーキーの耳障りな爆音ノイズが解消しました。やったぜ、ベイベー。
てか普通に考えると、+にすると音の出力が上がってしまいそうだけど、まぁ結果オーライです。
その後、2回目のバンドのスタジオ練習の際に、スタジオのJC-120の背面を確認すると、やはりLEVELスイッチはデフォルトで-20dBuになっていました。どうやらデフォルトが-20dBuっぽい。
なので、これを+4dBuに切り替えることで、前回大問題だった爆音ノイズを解消することができました。
問題解消したので良かったのだけど、この設定情報、GX-100のマニュアルにも、ネットやYouTube探しても、どこにも見当たらない情報だったので、せめてGX-100のマニュアルに記載しておいてほしいぐらいの重要な情報だと思うけどなー。
GX-100もJC-120は両方ともRoland社の製品なのでね。
なので、もし自分と同じようにGX-100をスタジオでJC-120のRETURN端子に接続して爆音ノイズにお悩みの方は、LEVELスイッチのツマミを+4dBuに変更すれば、お悩み解消できる可能性高いと思います(多分)。
GX-100本体のアウトプット設定
ちなみにGX-100をJC-120のRETURN端子に接続する場合の、GX-100のアウトプット設定は以下のように設定する必要があります(多分)。
OUTPUT SELECTでJC-120 RETURNを選択して、
OUTPUT SETTINGで-10dBuを接続する。