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2016年本屋大賞の大賞受賞作&ノミネート10作品~小説探しの参考に~

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2016年本屋大賞が本日発表されましたね。
というわけで、今回は早速その結果を振り返ってみたいと思いますよ。
「これから何か小説を読みたいけど、何かおすすめの面白い小説は無いかなぁ?」なんて人は、とりあえずこの本屋大賞の受賞作やノミネート作品を読むのが外れがなくて正解かもですよ(^_^.)

目次

そもそも本屋大賞とは

読書ガール

まずそもそも本屋大賞を知らない人のために本屋大賞について簡潔に概要説明でも。
本屋大賞は「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」というコンセプトで毎年4月に開催されている文学賞です。
芥川賞・直木賞は選考委員がプロのベテラン作家なのに対して、本屋大賞は全国の書店(≒本屋)の書店員の投票によってノミネート作品と受賞作が決定されます。

純粋に読書大好きな書店員さん自身が読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った小説を選んで投票するシステムなので、より一般読者の視点で読んで楽しめる作品が多いので、プロや玄人好みの作品よりも一般読者がより楽しめる事を前提にノミネートされる作品が多いです。
だから、これから何か小説を読もうかなって人は、この本屋大賞のノミネート作品の中から読む小説を決めるのはかなり当たり率が高いので、結構おすすめかもですね。
自分もつい先日、2012年本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの小説『舟を編む』を買って読んだんですが、めちゃくちゃ面白かったです。

2016年本屋大賞の受賞作&ノミネート10作品

前置きはこれぐらいにして、本題の2016年本屋大賞の受賞作&ノミネート10作品を以下に紹介したいと思いますよ。

10位 火花/又吉 直樹

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。

火花に関しては、いまさら言及するまでもないですね。お笑い芸人・ピース又吉さんのデビュー小説にして第153回芥川賞受賞作です。この出版不況の時代において、200万部以上突破だとかなんとか(゜レ゜)ゴイスー!
ちなみに火花については以前にレビュー記事を書いたのでご参考までに(>>本レビュー『火花』又吉 直樹

9位 教団X/中村文則

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。

アメトーーク読書好き芸人でオードリーの若林さんがおすすめしていた本ですな。
とても面白そうな題材だしめっちゃ興味はあるんですけど、いかんせん単項本が576ページというかなりの分厚さなので、本屋で見かけてもなかなかレジまで持っていけないですね(汗)読むにはちと気合いと時間が必要かと(笑)

8位 流/東山彰良

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。

東山彰良さんの『流』は、又吉さんの火花が芥川賞を受賞した時の直木賞作品です。
コワモテ大御所作家さん達が以下のようにベタ褒めです。
「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏)
「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?」(選考委員・伊集院静氏)
ここまでプロ作家さんが絶賛するなら必見の価値ありですな。

7位 戦場のコックたち/深緑野分

一晩で忽然と消えた600箱の粉末卵の謎、不要となったパラシュートをかき集める兵士の目的、聖夜の雪原をさまよう幽霊兵士の正体…誇り高き料理人だった祖母の影響で、コック兵となった19歳のティム。彼がかけがえのない仲間とともに過ごす、戦いと調理と謎解きの日々を連作形式で描く。第7回ミステリーズ!新人賞佳作入選作を収録した『オーブランの少女』で読書人を驚嘆させた実力派が放つ、渾身の初長編。

トリビアン情報としては、この本の作家の深緑野分さんは2年前まではパート書店員として普通に働いていらっしゃったみたいですね。
もともと選考する側だった元・書店員さんが逆に書店員さんが選ぶ本屋大賞にノミネートされるとは人生分かりませんな。ほんと凄い。

6位 王とサーカス/米澤穂信

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!

むむ。どうやらこの米澤穂信さんをウィキると、私ヨッシーと同じ岐阜県出身で同い年ではありませんか。それだけでなんか親近感(^_^.)
てか、岐阜県って池井戸潤さんや朝井リョウさんなど、結構な著名作家さんを輩出してるっぽい(地元ひいき?)。
個人的に去年から小説を読むようにはなったものの、推理小説のジャンルには手を出していないので、本格推理小説を今年はちょっと読んでみようかな。。

5位 朝が来る/辻村深月

「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。

NHKの朝の連ドラ「あさが来た」とタイトルが似ているので、時々混同してしまいますが(苦笑)。
本のあらすじだけ読んでも、とても興味深いテーマですね。これは文庫になったら読んでみたい。

4位 永い言い訳/西川美和

長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。

上記の「朝が来る」同様に興味深いテーマですな。
西川美和さんは作家活動のみならず映画の監督・脚本も手掛けてらっしゃる方みたいです。

3位 世界の果てのこどもたち/中脇初枝

戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子。言葉も通じない場所での新しい生活に馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子と、恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。お互いが何人なのかも知らなかった幼い三人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、運命は三人を引きはなす。戦後の日本と中国で、三人は別々の人生を歩むことになった。戦時中の満洲で出会った、三人の物語。

2位 君の膵臓をたべたい/住野よる

偶然、僕が拾った1冊の文庫本。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった―圧倒的デビュー作!

「君の膵臓をたべたい」はちょい前に読んでいまして、とても泣ける青春ストーリーでこの作品が今年の本屋大賞を取るのかなって思っていたんですけど、惜しくも2位でしたね。でもめっちゃいい作品なので、個人的にはこの本をこのブログ読者の方には読んで頂きたいですな。2016年のヨッシー大賞はこの作品で(笑)
ちなみに「君の膵臓をたべたい」については以前にレビュー記事を書いたのでご参考までに(>>本レビュー『君の膵臓をたべたい』住野よる )。

大賞(1位) 羊と鋼の森/宮下奈都

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

そして、栄えある大賞(1位)は宮下奈都さんの「羊と鋼の森」でした!
ふむふむ、ピアノ調律師のお話とは特殊でなかなか興味をそそりますね。てか、ピアノ調律師は幼少のころに培った絶対音感がないと絶対的にできない職業なわけですしね。
個人的に趣味でギターをやっていて、時々ギターの弦のチューニング(調律)をやっていたりするので(といっても絶対音感がないのでデジタルチューナー使いますけど)、これはめっちゃ面白そうな題材のお話だなと。俄然興味が湧いてきましたよん。
というわけで、これは絶対に読みます宣言。

yossy的まとめ

というわけで、2016年本屋大賞の受賞作&ノミネート10作品のレポートでした。
読書大好きの書店員さんが読者におすすめしている小説ばかりなので、何かおもしろい小説を探している人はこの本屋大賞のノミネート作品は本選びのかなり参考になると思いますよ(^_^.)
現場からは以上でーす。レッツ・読書♪

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yossy(ヨッシー)
岐阜県なんちゃってブロガー
岐阜県美濃加茂市在住の田舎人(♂)。
好きなことはギター・音楽・カフェ・グルメ巡りです。
2015年2月から自分への備忘録・雑記としてこのブログを始めました。
普段の日常生活で起きたこと、感じたこと、思ったことを気まぐれに不定期更新で書いてます。
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