自分が音楽を聴き始めた中学時代からずっと好きなアーティストがB’zなんですが、B’z のギタリストでありリーダーの松本孝弘さんは、B’zと並行してこれまでのキャリアでソロ活動の楽曲も多くリリースしています。
ちなみに松本さん（以下TAK）はソロ活動をされる時はTAK MATSUMOTO(タック・マツモト)というクレジット名義になります。
というわけで今回はTAKのソロ楽曲の中から個人的に好みでおすすめなギターインスト曲を厳選して５曲だけ紹介したいと思います。
B’ｚの時とはちょっと違う、TAKの音楽を楽しむ事ができると思いますよ(^_^.)
先に断りを入れておくと今回紹介する楽曲でYouTubeにオフィシャルな動画がない楽曲については、おそらくTAK好きであろうギタリストの方で楽曲に忠実にコピー弾きしてアップされている方の動画をかわりに紹介させて頂きました。皆さん相当に上手いので、TAKの原曲をイメージするのには十分だと思います。
では、さっそくご紹介。
99 / Wanna Go Home収録曲
曲中にギターのクリーントーンとディストーショントーンがスパスパと切り替わるスピーディーな展開が何度聴いても飽きません。
クリーントーンパートでの付点8部的なディレイが意味深な奥行きを作っていて、クールですな。
ギターで奏でる泣きのメロディーラインが感情を揺さぶります。
Ａメロの洗練されたクリーントーンのフレーズ、Ｂメロでたたみかけるエレキギターフレーズ、Cメロのスペイシーな間を取ってから展開するＤメロ（サビ部）の泣きのギターフレーズの展開がマジ泣けるっす。いやマジ泣けるっす。フリースタイルぐたいでマジ泣けるっす（小沢健二風）
曲後半のギターソロはこれぞTAKフレーズというフレーズが思う存分堪能できると思いますよ。
1090 / Wanna Go Home収録曲
これは多くの人が、一度は聴いた事あるんじゃないでしょうか。ご存知、Ｍステ、ことミュージックステーションのテーマソングです。
この曲が流れると、タモリさんが自動的に頭に浮かんできます（笑）
もうあまりにも長い期間この曲がＭステの番組内で普通に使われているので、TAKの曲だと知らない人も意外に多いみたいです（笑）
でも、ソロのもう代表曲と言ってもいいかもですね。
1992年リリースなので、はや23年経っていますけど、名曲というのは色褪せませんな。
当時から、今のTAKのギタースタイル（フレージング・演奏テクニック・トーン）の原型は確立されていたんだなぁと改めて思います。
GO FURTHER / KNOCKIN’“T”AROUND収録曲
1999年・2000年のフジテレビ系列『F1グランプリ』テーマ曲でもあります。
曲中を通して、モチーフフレーズのディストーショントーンでの解放弦を使用したハンマリング＆プリングの16分音符の疾走感のあるフレーズがスピード感を駆り立てます。
ちょっとわざとコード感から外したアウトフレーズ的なのが、個人的にはめっちゃツボです。
SACRED FIELD / 西辺来龍 DRAGON FROM THE WEST収録曲
フジテレビのスポーツ番組「すぽると!」のテーマソングとしても使用されていた楽曲でもあります。
ともかく、このSACRED FIELDを最初を聴いた時には凄い衝撃を受けたのを覚えてます。一体何なんだ、この曲は？！と。
ちょっとB’ｚの時にはあまり聴いた事のないような変態的な高速フレージングが展開しまくりです（笑）
でも、それでいてキャッチーでノリが良いのは、TAKが優れたメロディーメーカーだからなんだと思います。
JAZZY BULLETS / TAKE YOUR PICK収録曲
ご存知、ラリー・カールトンとの共作で、第53回グラミー賞”最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム”を受賞したアルバム『TAKE YOUR PICK』の中に収録されている代表曲「JAZZY BULLETS」です。
ジャズ・フュージョン界の有名ギタリスト”ラリー・カールトン”とのコラボだけあって、今までにTAKがソロで発表した楽曲とはテイストがかなり違っています。新境地といって良いでしょう。
ジャズなお洒落な感じと、ポップでアップテンポなノリの良さが聴いていてなんだか聴いていてニヤニヤしてしまうし、なんかほっこりしちゃう曲です(^_^.)
TAKはクリーントーンでの黒子に徹したギターカッティング、自分のソロパートではTAKの軽いロックテイストなソロに続く、ラリーのアドリブ的なジャジーなフレーズとか、お互いの持ち味が出ていて最高って感じです☆
ところどころで出てくる、TAKとラリーの単音メロディーのハモリギターフレーズにもハっとしますね。
グラミー賞受賞する前に、名古屋ブルーノートでライブやってたんですよね~。。あぁ、行きたかったな・・・。
